『プレイバックYouTube16:2020/10/26公開 GAKAラジオー11. 旅ー韓国へのまなざし』

今さらですが、もう一度聞いてみると、結構一人語りも良かったかもしれないと自我自賛しています。

滅多にコメントも入らないので、自分で自分を褒めることで、やる気を奮い立たせているだけですが。

BGMもちょっと落ち着いた感じのものを選んでいて、自分らしい雰囲気。

韓国や朝鮮半島の歴史については、いつも関心を持っていて、YouTubeでも色々な動画を見ています。ずっと前からチャンネル登録をしているのは、JINさん。以前は留学生JINというチャンネルでしたが、今は大学を卒業してプロのYouTuber。奥様も韓国人ですがお二人とも日本語がお上手。韓国での「親日派」というのは、微妙に日本で使われている意味とは違うこととか、政治、文化について流暢に解説してくれます。

その他、北朝鮮脱北者のチャンネルも二つ見ていて、一つは川崎栄子さんという年配の脱北者。在日韓国人として、北朝鮮への帰国事業に扇動されて一家で日本から北朝鮮に移住後、大変な経験を経て日本に帰国。脱北者支援団体の顔になっている人物。しっかりとお話しされ、歴史の生き証人として貴重なお話を語り続けていらっしゃいます。

もう一人は、比較的最近脱北された若い青年で、お父様がもともと中国人だったようで、最初にお父様が中国に脱北してその手引きで韓国にまず逃れたものの、韓国の社会に馴染めずに日本に留学されて、これまたすごく流暢な日本語。世の中には、こんなに苦労しながらも決して卑屈になることなく、誠実に前向きに生きている人がいるのだなと、とても良い影響を頂いています。

そして、韓国の女性で韓国コスメを紹介している会社員Jチャンも大変流暢な日本語、彼女は日本に留学したわけでもなく、とにかく日本語を勉強するのが好きで、日本語を話しながら自らの荒れた敏感肌のすっぴんをどのように解決してお化粧するかを教えてくれるのですが、このテクニックを学ぶために80万円もかけてフランスにエステの勉強に行ったり、さまざまな韓国で有名なメイクアップアーティストさんにお化粧してもらったりと、大変大掛かりなチャンネル展開。スケールが大きくて、尊敬の眼差しで見てしまいます。

このように朝鮮半島には、日本の平和ボケしたような、ゆるーい人間性とは異なり、本当に「生きている」と言える、実在感の強さを心地よく圧倒してくれる人がいるのです。

こういう実在感が、アートに案外重要と昔から感じて来ている私。さまざまな人との出会いを、これからも語れる人でもありたいと思っています。

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