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チャンピオンズカップ(2023年)のレース回顧
今年のチャンピオンズカップは、レース映像を見るまでもなくインを通った馬が圧倒的に恵まれたレース。
コーナーロス結果表をご覧いただければ一目瞭然。
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![](https://assets.st-note.com/img/1701686821763-v0c1NGCVsj.png?width=800)
中京ダート1800mは外枠が不利と言われているが、正確にはコーナーで外を回した馬のロスが大きいということ。
つまり、外枠だろうがスムーズにインにいれることができた馬は、枠による不利はほとんどなかったと考えて良い。
勝ったレモンポップは、大外枠だったがテンの脚が早くスムーズにインにいれることができたのも勝因の1つ。
馬場状況・走破時計等を加味してレモンポップが強いことに対して異論はないが、外枠で勝ったことによる時計以上の評価はするべきではない。
もちろん、テンの脚が早いがゆえにインを取れたわけであって、それも能力の一つではあるのだが、コーナーで外を回すコースロスがありながらも勝った場合に時計以上の評価をすべきである。
そういった意味で、時計以上の評価を与えるべきなのが、6着に敗れたハギノアレグリアス。
勝負処で外を回しながら進出し、しぶとく脚を伸ばし続ける見た目以上に強い内容。
著書「コーナーロス 激走!馬券術」でも記載したが、中京ダート1800mの3コーナーで外を回した際の負荷は非常に大きい。
上り坂の途中にスタート地点がある。スタート後、向正面にかけて上り坂が続くため、前半はペースが上がりにくい。そして、3コーナー手前を頂上に下り坂となり、そこで一気にペースアップするため、3コーナーで外を回した馬にかかる負荷が大きくなる。
2着ウィルソンテソーロと同じ競馬が出来ていれば、この馬も3着以内はあったのではないかと考えているぐらいで、次走で少しでも人気を落とすようであれば積極的に狙いたい。