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ジャパンカップ(2023)有力馬見解
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■イクイノックス
前走の天皇賞(秋)は、レース内容・走破時計共に申し分がない圧巻の勝利。歴代の天皇賞(秋)の中でもトップクラスのパフォーマンスを披露したといって良いだろう。
末脚が存分に発揮できる東京コース・距離2400mは何の不安もなく、様々なポジションからレースを進めても直近は5連勝しているように、いよいよ隙がなくなってきた印象。
唯一の心配点は体質面。2歳時から体質が弱く調整に苦労していた馬。ドバイ遠征帰りの宝塚記念では勝利したものの、いつもよりパフォーマンスが1~2枚程落ちていた。
前走の天皇賞(秋)は負荷のかかる競馬になったはずで、中間の追切および馬体重には注意を払いたい。
■リバティアイランド
新馬戦で新潟とはいえ上り3F31.4秒という破格の数値を記録した後、期待通りの活躍を見せて三冠牝馬に。
前走の秋華賞はコーナーで外を回しながら早掛けをする負荷の強いレースになってしまい、最後はマスクトディーヴァに詰め寄られたが、大きな負荷が掛かりながらも勝ち切ったことで改めて強さを示した。
エリザベス女王杯では常に大きく先着してきたハーパーが3着に好走、さらに同世代のブレイディヴェーグが1着になったことで、世代としてのレベルの高さも証明されつつある。
三冠レースの中ではオークスが最も高いパフォーマンスを発揮していただけに、コースへの不安はなく、むしろプラス。
初の古馬との対戦でも勝ち負けになるだけの条件は整っているといえるだろう。
■スターズオンアース
前走のヴィクトリアマイルは3着に敗れるも、道中にしっかりと脚をためた方が良い馬なので1600mの流れは不向きだったといえるだろう。
2走前の大阪杯で、中距離であれば牡馬相手のG1でも通用することを証明済みではあるが、大阪杯はメンバーレベルが低く、今年のジャパンカップはイクイノックス・リバティアイランドを筆頭に強い馬が揃うハイレベル戦。デビュー以来、一度も馬券圏外に敗れたことがない馬ではあるが、今回がキャリアで最も厳しい戦いになるだろう。
また、脚をためるのが得意なルメール騎手とは手が合っていた印象で、乗り替わりはやや痛手。名手ビュイック騎手がどこまで脚を引き出せるか。
キャリアの中でオークスのパフォーマンスが最も高いので、東京2400mへのコース替わりはプラス。後は、天皇賞(秋)を回避しただけに中間の追切はしっかりと確認しておきたい。
以上です。
最終結論は、KawadaSalonで公開します。
ジャパンカップの最大の争点である「イクイノックスVSリバティアイランド」。
現時点での結論は...
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