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天皇賞秋(2023)有力馬見解

割引あり


※23年10月25日 スターズオンアースの回避に伴い予測オッズを最新版に更新しました。

[MAXアビリティ]

過去の最大パフォーマンス値。適性・枠順等を加味していないため、今回同じパフォーマンスを出せるかというと別の話しになりますが、競走馬の潜在的な力を測る上で有効な指標です。

川田AIの好走率偏差値を支えるファクターの1つです。

■イクイノックス
MAXアビリティ87.6(1位)

前走の宝塚記念は後方集団から直線で鋭く伸びて1着。タイム差なし2着のスルーセブンシーズは直線で前が詰まっており、負けてもおかしくなかったという内容。コーナーで外々を回すロスがあったものの先行馬には厳しい流れになっており、展開が向いたのも事実。

これまでのパフォーマンスを考えれば物足りない内容だったが、調教師も公言していたようにドバイ帰りで状態はイマイチ。それでも勝ち切る辺りがこの馬の強さと言えるだろう。

昨年の天皇賞秋は展開不向きの中を勝ち切る圧巻の内容。状態が整えば今年も勝ち負けに加わることができるはずだ。

■プログノーシス
MAXアビリティ84.9(2位)

国内では9戦して1人気が7回あるように前々から期待されてきた馬。連勝をしたかと思えばメンバーレベルの低いオープン特別・G3を取りこぼしたりと今一つ成績が安定しなかったが、前走の札幌記念は2着馬に0.7秒差の圧勝。

馬場や展開が向いたのも確かだが、それらを差し引いても非常に強い内容。いよいよ本格化を迎えたと考えて良いだろう。初の関東圏での競馬に対する不安はあるものの、明らかに広いコース向きの馬で札幌から東京へ変わってさらにパフォーマンスを向上させる可能性も秘めている。

1週前追切の動きも絶好。イクイノックスを負かす筆頭格だ。

■スターズオンアース(回避)
MAXアビリティ78.3(7位)

前走のヴィクトリアマイルは3着に敗れるも、道中にしっかりと脚をためた方が良い馬なので1600mの流れは不向きだったといえるだろう。2走前の大阪杯で、中距離であれば牡馬相手のG1でも通用することを証明済み。

脚をためるのが得意なルメール騎手とは手が合っていた印象で、乗り替わりは痛手。また、大阪杯はメンバーレベルが低く、今年の天皇賞秋はイクイノックスを筆頭に強い馬が揃うハイレベル戦。

デビュー以来、一度も馬券圏外に敗れたことがない馬だが、好走するには枠や展開などに恵まれる必要があるだろう。

■ドウデュース
MAXアビリティ83.0(4位)

ダービーでは1人気想定のイクイノックスに勝利。但し、ドウデュースは武豊騎手が完璧な騎乗をした上での勝利だった。ダービー時点ではイクイノックスとの能力差は、ほとんどないと考えて良いだろう。

イクイノックスとの決着は、その後の成長力が鍵になってくるがダービー以来、国内では京都記念の1戦しかしておらず未知数な部分も残るが、京都記念の内容は秀逸。メンバーレベルこそ低かったが、コーナーで大外を回しながら加速して最後まで脚を伸ばし続ける強い競馬だった。2着以下は着差以上にレベル差があった。

今回のレースで鍵を握ってくるのは約7か月半の休み明けだという点。ここ2週はCWで強めに負荷を掛けておりタイムも上々。最終追切までしっかりと動きを見て判断したい。

現時点で川田が注目している馬は2頭。

いずれもイクイノックスを倒す可能性は充分にあると考えており、推定回収率も高くなるでしょう。

1頭目は…

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