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気になるほどーんどん! 皮茶パパの超ヤバくてハッピーなリハビリ体験記34
健常者になるとき SF皮茶パパのSFが消える Vol.13
震災当時、新規事業部の責任者だった僕は広告・物販のビジネスを展開していた。
従業員も増加させ、これからだというところだった。
だがしかしバント失敗
震災後の広告自粛で、主力の広告業が危機に!
毎月掲載予定のダンススクールからもキャンセルの依頼がきてしまった。
この事態をなんとか解消する方法はないか。
さらに疲弊してしまった商店街を活性化する方策はないかと考えた。
町おこしだ!
消費マインドを刺激するために町おこしでこの危機を乗り切ろう。
でも、何の町おこしをするか。
この町の特徴は何か・・・。
歴史的に話題になるものはないか・・・。
盛んなスポーツはないか・・・。
予算はなく、時間もない。
いろいろ考えた末、僕にイメージできたのが町おこしローカル・アイドルだった。
ちょうど震災の1年前にYOUTUBEで見た韓国のアイドルグループ、少女時代のCDが欲しくて1週間韓国旅行していた。
日本では、『冬のソナタ』をはじめとして韓流ドラマが人気だった。
いくら流行に鈍感な僕でも再放送が繰り返される『宮廷女官チャングムの誓い』に嵌り、チャングムの墓参りにも行きたいと思うぐらいになっていた。
少女時代とチャングムの2つのキーワードが揃えば、もう韓国に行くしかない。
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