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DJIドローンのファームウェア更新

AVATA2のファームウェアについて、最新版アップデートの話題がネットに出ていたので早速更新してみました。
インターネットに接続した状態でDJI FLYアプリを使用した場合、DJIのセンターから最新情報を取得して最新ファームの更新を行うことができるのですが、時々最新情報を取得できないときがあります。
PCを使用してファームウェアの更新が行えますので、今回はその方法を紹介します。


1.PCへソフトをインストール

 DJI公式サイトにアクセスして、ソフトをダウンロードします。

DJI.com→サポート→ダウンロードセンター→ソフトウェア→DJI Assistant 2シリーズ→DJI Assistant 2(一般向けドローン用)
https://www.dji.com/jp/downloads/softwares/dji-assistant-2-consumer-drones-series
※元々、各機種用にソフトが用意されていましたが、現在一般的な個人向けドローンはこちらのソフトに統合されています。

DJIサイトのダウンロードセンター

Windows用、Mac用とそれぞれ用意されていますので、必要なものをダウンロードしてインストールします。
インストールが完了したらソフトを起動します。(日本語表示は無いです)

ソフト起動後

2.ドローンをPCに接続

 ドローンの電源を入れ、バッテリー残量が十分あることを確認したうえUSBケーブルでPCに接続します。ケーブルは一般的に充電に使用するUSBケーブルで結構です。
 接続してしばらくすると、接続機器が認識されます。

AVATA2が認識された状態

 接続機器が正しく認識されていることを確認したら、機器のアイコンをクリックします。するとファームウェアの状態が表示され、最新のファームウェアがあれば更新の表示があります。

ファームウェアの状態が表示される

”Release Note”をクリックすると更新内容が確認できます。今回の更新では以前のゴーグルへの対応や4K/100への対応、バグ修正といった内容でした。

リリースノートの確認

リリースノートを閉じ、元画面に戻ります。[UPDATE]をクリックするとファームウェアの更新が開始されます。

アップデート開始の確認画面

インターネットに接続されているか、バッテリーが十分にあるか、機体が正しく接続されているか、といった確認がされるので、問題なければ[Start Update]をクリックします。
ファームウェア更新中はケーブルを抜き差ししたり、電源を触ったりせず、そのまま完了を待ちましょう。

データダウンロード中

ダウンロード画面から更新画面に切り替わり、その後、何度か自動的に機体側の再起動が行われます。そのまま数分待つとファームウェアの更新が完了します。

更新完了画面

右上の[Back]ボタンで元画面に戻ります。再びファームウェアの状態が表示され、最新に更新されたことが確認できます。なお、最新ファームに問題があったりする場合など、必要に応じてダウングレードも可能です。その場合、戻したいバージョンの[Downgrade]をクリックします。

更新完了後のファームウェア状態画面

3.周辺機器も一緒に更新

 機体だけでなく、周辺機器も一緒に更新がないか必ず確認しましょう。
片方だけ更新した場合、飛行に支障が出る可能性もあります。
ドローンの時と同様に、機器の電源を入れ、バッテリー残量が十分あることを確認してからUSBケーブルでPCに接続します。

ちなみに、今回AVATA2では本体以外にもゴーグルに更新がありました。モーションコントローラー、FPV送信機も確認しましたが、これらの更新は無かったです。

ゴーグルのファームウェア状態

4.動作確認

 ファームウェアの更新によって設定情報が初期化される場合がありますので、一通り設定内容を確認し、動作確認を行ってから飛行しましょう。

5.あとがき

 DJI Assistant 2はファームウェア更新以外にも、ログの抽出や、機種によっては機体の調整なんかも行うときに使用します。以前Phantomでジンバルの調整なんかにも使用しました。

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是非とも宜しくお願いします。

 ~ドローンを始めるときに揃えたいグッズ~

・4K記録にも対応した高速メモリーカード

・USB充電器はスマホ付属のものでも良いですが、より早く充電できるものを揃えたいです。

・砂場などでの離着陸はモーター等の機体に悪影響を与えます。

・飛行可否の判断に風速測定は必須です

・補助者が使用したり等、双眼鏡は一つは持っておきたいです

・ドローンを樹木などの高所に引っ掛けた時の救出に

・周囲に安全飛行をアピール

・周囲に安全飛行をアピール

・機体やレンズのお手入れに

・暗い場所での照明に

・電源のない場所で飛ばす場合に充電環境を


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