成長する喜び

1.スケートボードとの出会い

2.なぜ続けられたのか

3.挑戦できることのありがたみ


1.スケートボードとの出会い 

 私がわくわくするのは、新しいことに取り組むときです。いつからそうだったのかはわかりませんが、自覚したのはかなり最近で、一昨年の出来事がきっかけでした。

自分は今、趣味で友達とスケートボードをしているのですが、始めたのは一昨年の冬にその友達と「運動するきっかけが欲しい」という話になったからでした。自分たち2人の共通の友達が、小学校の頃スケートボードをやっていたので「自分たちも滑ることができれば3人でできるし楽しそう!」といった感じでした。しかし最初は滑ることさえ難しく(特に地面を蹴って滑り出すところがバランスを崩しやすい)、技(トリック)など到底できそうにないなと感じました。それでも友達と誘い合わせて毎日練習していくうちに少しずつ上達していき、1週間ほどで滑ることに関しては全く問題なくできるようになりました。
 トリック習得の際はyoutuberでレッスン動画を挙げている方がいたのでその動画を参考に練習しました。例えば板ごとジャンプする“オーリー”というトリックは
 1. 後ろ足で板の端を踏み込み先端を持ち上げる
 2. 前足の小指の付け根あたりで板をこすり上げる
 3. こすり上げるのと同時に後ろ足でジャンプする
というステップに分けて、“1”ができたら“1→2”それができたら”1→2→3”と段階的に練習していきました。もちろんバランスが取れずに転んだり、板が思うように浮かなかったりしたときもありましたが、そのときはお互いのオーリーを動画で撮影し、なぜできていないのかを探りながら練習しました。その結果、スケートボードをはじめた当初は無理だと思っていたトリックの1つを4か月ほどで習得することができました。


2.なぜ続けられたのか

「運動したい」という思いからはじめたスケートボードですが、正直に言うと「一時の思い付きで始めたけれど、面倒臭くなってすぐやらなくなるだろうな」と心のどこかで思っていました。しかし実際はそのようにはなりませんでした。それは今までできなかったことができるようになるのが楽しかったからです
 上手く滑ることができない状態ができるようになり、無理だと思っていたトリックがステップを踏むことで習得することができました。その途中では練習中に転ぶことや靴が擦り切れてしまうこともありましたが、できなかったことを努力によってクリアしていく感覚が達成感以上の快感で、どんどん練習したいと思えたのです。

3.挑戦できることのありがたみ

 この”できなかったことができるようになる”という点において、働きながら成長することはスケートボードの話と似ている気がしているので、自分は現在働き始めることをかなり前向きに捉えています。入社してすぐに退職するイメージは全く思い浮かびません。しかし社会全体としては、入社して間もなく会社を辞めてしまう人が多くいるというのが現実です。ではその一旦退職した人たちは、第2新卒としてどのような仕事についているのでしょうか。

 「エン転職」ユーザーアンケート調査結果発表によると、20代で転職した人たちの約9割は再就職の際、なんと未経験の職種にチャレンジしています。

11月ノート画像

 退職理由では「あまり変化のない業務に、仕事に対してのモチベーションが下がってしまった。」「朝から仕事がないこともよくある職場で、もっと成長できる会社を求め、退職届を出した。」といった声があり、楽で簡単な仕事に就いてしまった先輩たちは、よりチャレンジングな環境を求めていることがわかります。

 その点、ネオキャリアでは自分が努力して結果を残すことでどんどん新しいことにチャレンジでき、キャリアアップできる社風が整っています。働き甲斐のある会社を求めて転職活動する20代社会人が多くいる中で、社会人1年目からそういった環境で働くことができるというのはとても幸運なことだと思います。来年春、はじめはできないことだらけからのスタートだと思いますが、自分が成長してどんどんできることが増えていくのをわくわくしながら前向きに仕事に取り組みたいです。