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【小さな暮らし】満足できるものを3つ決める

限られたお金で「欲しい」と思ったものすべてを手に入れるのは、正直難しいです。

世の中には巧みに消費者の心を揺さぶる「仕掛け」が、あちこちにちりばめられています(ここはまだ勉強中なのですが、なるほどなと思っています)。

そこで私は、「何を持っていたら満足か」という基準を決めることにしました。
これを決めることによって「これさえあれば満足」という自分軸がぶれなくなって、他になんとなく欲しいと思うものが見つかっても、「私には必要ない」と判断できると思ったからです。

まだ決定ではないけれど、とりあえず今はこの3つかな、と思っています。

・本
・パソコン(+ネット環境)
・健康に関わるもの

この3つがあれば、今の私の人生はなんとかなりそう。

家も車も今のままで充分だし、服もコスメも今まで充分買いました。
旅行もレジャーも、家族の思い出のために行きたいけど、自分ひとりだったら行きません(ひとりで出かけるのが苦手です)。
便利家電も最新機器も使いこなせないし、最低限で充分。

好きなだけ本が読めて、パソコンでアウトプットできたらそれでいいやって思えてきたんですよね。
あとは、健康に関わる出費――たとえばちょっと質のいい寝具とか枕とか、いろんな食材を食べるとか、健診代などが確保できれば、私の生活は満たされる気がします。

消費者の心を揺さぶる仕掛けがあちこちにちりばめられている今、そのすべてに踊らされてお金を使っていては、「本当に自分がお金を使いたいこと」に使えなくなってしまいます。
そして満たされなくて、さらにたくさんお金を使ってしまうことになるのは、なんとしても避けたいところです。

だから、しっかりと「自分軸」を持っておく。

「これがあったら私は幸せ」そんな軸があったら、多少の誘惑に負けません(絶対、とは言わないけれど)。
何かがものすごく欲しくなったら、「今ここにお金を使ったら、本当に欲しいものが買えないよ」と心の中で呟きます。
どうしても欲しかったら買ってもいい。だけど、本当に欲しいものが買えなくなってもいいくらい欲しいの? と、自問するんです。
その場ですぐに購入せず、数日おいて考えるのも有効でした。
すると不思議なことに、「いらないかも」と思えることも多いのです。

以前の私は、「欲しいものは欲しい、今買わないとなくなってしまうかも?」と思っていました。

でも今は、「欲しいものは欲しい、でも、本当に必要? 捨てるときのことまで考えてみて」と問いかけます。
「今買わないとなくなってしまうかも? 今買わなかったらいつまでも後悔しそう? 買ってから絶対に後悔しない? 少し考えて、それでもどうしても欲しいと思える? もしなくなっても、「それもご縁」と思えない?」と、これでもかというほど自問します。

お金を使ったあとにいくら考えてももう遅いのです。
使う前に、どう使うかが大事ということに気づくのに、私はずいぶんとたくさんのお金と時間を使ってしまいました。

大切なお金を大切に使って、小さくても豊かな暮らしをしたい。
それが今の私の夢です。

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