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【HSP】私、人見知りだったんです

たぶんリアルな私を知っている人は、こう言うと、

「え? 嘘でしょ。どこが?」

という反応をすると思う。

でも、本当なんです。
知らない人と話すのはめちゃめちゃ緊張するし、盛り上がる話題も振れないし、質問してもらってもうまく答えられないし、楽しい時間なんて全然過ごせない。
沈黙が怖くて、だけど何も言えなくて。
そんな日々を過ごしてました。

今でも、新しい場所に行くことや、ひとりでお店に入ること、飲食店で注文したり、問い合わせの電話をすることなど、めちゃくちゃ苦手。
滑舌が悪いからうまく聞き取ってもらえなかったり、順序立ててうまく話せないから「なんの話?」って聞かれることもあるし。
相手に楽しんでもらえるような話題だって振れません。

でも、今は自分のこと人見知りだと思わないし、昔みたいに嫌いじゃないです。

初対面の人と会うのが楽しいとか、人と話すのが好きでたまらないとか、明るくて話し上手な人がうらやましいと思ってたこともあります。
だけど私は、「人見知りだから仕方ない」とは思えなかった。
人見知りだからって言い訳して逃げてるような気がして、そんな自分がすごく嫌だった。

それなら、変わろう。

そう思った。

自分で自分を好きになれるように。
人見知りな自分が嫌だと思うなら、人見知りの自分を好きになるためにはどうしたらいいのか。

緊張したり恥ずかしかったり、対話が苦手なのは、場数を踏めば克服できるんじゃないか。
慣れてないから緊張するし、恥ずかしいと思うわけで、たくさん話せば会話もうまくなるんじゃないか。
そう思ったら、あとは実践のみだった。

うまくいかなくてつらくなったり、やっぱり苦手だなと打ちのめされた気分のなったこともある。
だけど、どんなことだってそうだ。
初めてやることは下手に決まってる。たまたまセンスがあってうまくできることもあるかもしれないけど、大抵のことはうまくできなくて当たり前。
何度も何度もあきらめずに挑戦することで、少しずつマシになっていくんじゃないか。

誰よりも一番そばにいて、一番の味方になれる自分を好きになれるように、最大限の努力をしよう。

そう思って積み重ねた結果、「え? 人見知り? 嘘でしょ」と言われる今の私がいる。

人見知りが悪いというわけじゃない。
そんな自分を丸ごと受け止めて、嫌悪しないならそれでいい。
でも、もしそんな自分が少しでも嫌だと思うのなら、少しずつ克服する努力を始めてみたらいいと思う。

苦手だから、あえてやる。
得意にはなれないかもしれないけど、苦手意識がなくなるくらいやってみる。
そのうち慣れて、緊張もなくなる。
楽しくはならないかもしれないけど、少なくとも苦痛に感じなくなるかもしれない。

今では沈黙もおもしろいなと思える、余裕ができた。
初めての人と会っても、相手も緊張しているだろうし、そのままの自分でいいと思うから、無理に話そうとも会話を盛り上げようとも思わない。
おもしろいネタも持ってないし、話が広がるような趣味もないけど、それでいい。
だってそれが私だから。
恥ずかしく思う必要なんてないし、それでいい。

人見知りな人は、おそらく人の目をめちゃくちゃ気にするんだと思う。
それは悪いことじゃないし、よく人の反応を見ている証拠。敏感な人。
すごく疲れると思う。とてもわかる。

だからこそ、
誰よりも一番そばにいて、一番の味方になれる自分を好きになれるように、最大限の努力をしよう。

自分を好きになったら、びっくりするくらい人の目を気にしなくなった。
自分以上にも以下にも見せず、そのままでいられたら、すごく楽になった。

誰だって変われる。
変われるか変われないかは、自分次第。
行動するかしないか。
選ぶのは、自分。

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「面倒くさい」が口癖のアラフォー主婦。節約・時短・効率化で小さな暮らしを目指す1児の母。人生最後のダイエット中。家事・育児・暮らしのことな…

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