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【創作日記】キャラに名前をつける

今日は出かける用事があり、なんとなく「執筆」という感じではなくなってしまったので、新作のキャラ設定を進めてみようと思った。

なので、名無しだったキャラたちに名前をつけようと、「幻想ネーミング辞典」なるものをぺらぺらしながら、それらしい読みやすくてわかりやすい、かつ知る人ぞ知るみたいに意味を込めた名前を考えていたのだが。

……まっっっったく、進まなかった。

唯一納得できたのがヒーローくん。
きみはこの名前で間違いないね、って感じだけど、ヒーローくんの兄の名前と最初の一文字が被っている。これはアリかナシかって言ったらどっちなんだろう。読者的にわかりにくいだろうか。
でも兄弟だから似たような名前つけたりするし、いいような……?
と、子どもの名前さえこんなに考えたことないのに考えて、気がついたら1時間経っていた。
(ちなみに子どもの名前については生まれる前から夫が決めていたのでノータッチ。もし男の子だったら私がつける予定だった)

主人公の名前にいたっては案すらも浮かばず、最低でもあと5人(もしかすると追加で2人)は必要なのに全然決められない。
みんなどうやって決めてるの? と、久しぶりに創作系のことを検索してみたけど、「これ!!」というものはなく、やっぱり自分で納得できる名前を探すしかなさそうだ。

キャラの名前も考えつつ、世界観も少しずつぼんやり浮かんできている。
自分が住んでいる場所の規模を大きくしてみよう、とか、どういう感じの人々が住んでいるのか? とか。
こういう「考える時間」は外を歩いているときにもできる。
実際ストーリーに出る出ないは別にして、こういう背景があるとこうなるよね、っていうのがあるとおもしろい(と私は思う)。

もしかしたら創作は、こうやって考えている段階が一番おもしろいのかもしれない。
頭の中の世界は自由だ。
でも、実際にそれを言葉にして表現しようとすると、実に難しいのである。
適切な表現を探したり、読みやすく工夫したり。読者を混乱させないように細心の注意を払いながら、けれどすべてを書くわけにいかない。
思うように進まない日も当然あるし、読むのは一瞬なのに書くのは大変。
大変さを乗り越えて書き上げても、結果が出るかはわからない。
よく20年も書いてたなぁ……と、我ながらしみじみ思う。

離れてみて、書き続けている人の偉大さを実感する。
すごいよ、本当に。

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「面倒くさい」が口癖のアラフォー主婦。節約・時短・効率化で小さな暮らしを目指す1児の母。人生最後のダイエット中。家事・育児・暮らしのことな…

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