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【GCCナビゲーターBlog】 すべては“持続可能なまちづくり”のために(ロコっち新百合ヶ丘 佐藤季子[アプリユーザ名:ねこたろう)

グリーンカーボンクラブ公式ナビゲーターによる記事【GCCナビゲーターBlog】を配信します。初回はそれぞれのナビゲーターから、自己紹介を兼ねて活動内容を発信します。

ご存知のとおり、横に長い川崎市。
私の住んでいる麻生区から川崎区に行くよりも新宿に行くほうが断然早かったりしますし、普段、小田急線になじみのある私は、南武線に乗ると変に緊張してしまいます(笑)。
 
逆に言うと、川崎南部にお住まいの方々にとって麻生区は“謎”な部分が多いのではないでしょうか?
 
関東&沿線最大級のマルシェ「しんゆりフェスティバルマルシェ」が定期的に行われ、バイオリンなどの楽器ケースを手にした音大生や、映像撮影を行う映画大生の姿をたびたび目撃する一方で、新百合ヶ丘駅から15分も歩けば田畑が目の前に広がる麻生区。
 
極め付けは「岡上」という飛び地の存在で、新百合ヶ丘から町田方面に車を走らせると、一旦、町田市に突入し、再び住所が麻生区に戻るという不思議な土地でもあります。
 

麻生区民だけでなく都心からも大勢人が訪れる関東&沿線最大級のマルシェ「しんゆりフェスティバル・マルシェ」。


小田急線・鶴川駅南口を出てすぐの場所で田植えから収穫まで体験できる「みのりっこ」の活動。駅の反対側にあたる北口は町田市になる。

ちなみに某バラエティー番組で、新百合ヶ丘に住む上品なご婦人のことを“シンユリーゼ”と呼ぶと紹介されていましたが、「あの人ってシンユリーゼだよね!」といった会話を友達としたことは一度もありませんし、なんなら“シンユリーゼ”というワードも、その番組で初めて知りました。
まぁ、それだけ上品な方が住む街というイメージが新百合ヶ丘には強いのでしょうね。
 
と、ここまで書いてみても、充分に不思議な街であり、同時に魅力的な街でもある麻生区。
 
そんな麻生区で私は、「ロコっち新百合ヶ丘」という情報サイトの運営に携わっています。
 
「ロコっち新百合ヶ丘」とは、シニアの方や、子育て中のパパやママ、麻生区で生まれ育った子どもたちに“地域レポーター”として関わっていただき、“マジメからオモシロまで”街のあらゆる情報をホームページとSNSで発信する媒体になります。
 
ロコっち新百合ヶ丘のホームページはこちら


小児がんの子どもを救うための資金集めとして行ったレモネードスタンド。主催の小学生自らがレポーターとなり、当日の様子をレポートしてくれました。

この媒体を通して様々な団体や企業の方と繋がりができたのですが、中でも私にとって大きかったのが「麻生区SDGs推進隊」の存在です。
 
「麻生区SDGs推進隊」の活動内容は、SDGsに関心のある小学4年生〜中学3年生の年齢も学校も超えた子どもたちが、“麻生区のSDGsマップ(サステナブルマップ)”を作るというもの。
 

麻生区の白地図に企業名や団体名、どんなサステナブルな取り組みをしているのかを書き込んでいく「麻生区SDGs推進隊」の子どもたち。

実は麻生区には、サステナブルな取り組みをされている企業や団体がたくさんあるんですよね。
そこで、メンバーである子どもたちが、見て、聞いて、調べて分かったサステナブルな取り組みをしている企業や団体を白地図に落とし込むのが“サステナブルマップ制作”で、そこから派生し、活動2年目となる昨年度には「一般社団法人サステナブルマップ」の立ち上げに至りました。
 
一般社団法人サステナブルマップのホームページはこちら
 


今年2月に開催した「麻生区こどもSDGsフォーラム」の様子。


フォーラムに参加してくださった当時の麻生区長(三瓶清美区長)や、新百合ヶ丘を代表する企業や議員の方々に向けて、SDGsに関する質問を子どもたちが投げかけました。

持続可能なまちづくりのために、という気持ちで携わっている「ロコっち新百合ヶ丘」と「一般社団法人サステナブルマップ」。
 
一緒に活動をする子どもたちが成人した時、「麻生区に住み続けたい!」「川崎市に住み続けたい!」と堂々と言える街になるように、私自身も楽しみながら、これからもまちづくりに目を向けていきたいと思っています。

ロコっち新百合ヶ丘
佐藤季子