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3日目 オランダの2つの都市を抜けてベルギーのアントウェルペンへ
花の都アムステルダムと写真美術館Foam
3日目は3つの国を移動する予定にしていたのでほんッと〜に慌ただしかった。訪問したい美術館に時間通りに行けるか、電車にちゃんと乗って次の都市に行けるのか、スマホの時計をチラチラ見ながら一日中過ごした。(結果的に計画の8割ぐらい回れたし、ちゃんと目的地の宿に到着した)
11月9日、早朝4:00ごろに起きて仕事のメールを返し、いくつかのオンラインMTGに出席して、6:00少し前のケルン駅発、アムステルダム行きの電車に乗った。ヨーロッパにいる間は、たいてい格安列車・バスを運行するFLIX BUS(フリックスバス)を使っていたのだが、たまにGoogleの経路検索にもFLIX BUSにも表示されない電車やバスが存在したりする。そんな時は、現地に行って駅の電光掲示板を見ることもあったが、途中からOmioの便利さに気づいて使うようにした(本当にOmioにしか載ってない経路が存在するんですよ涙)。Omioは2013年にベルリンで設立された交通情報検索&予約サービス。ちょっと高いけど、時間をお金で買うときには良いかもしれない。私はFLIX BUSでアムステルダム行きの電車とバスを予約していたが、この日は予定が詰まりすぎていて完遂できるか不安だったので、チケットをキャンセルしてOmioで早朝のドイツの高速列車ICE(イーツェーエー)を予約して乗った。ケルン〜アムス間はだいたい3時間くらい。
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オランダのアムステルダムにある写真美術館Foamへ
事前にオランダのアムステルダムとロッテルダム、ベルギーのアントウェルペンにそれぞれ写真美術館があることを調べていたのだが、アムステルダムのFoamが良すぎてロッテルダムとアントウェルペンのには結局行かなかった。後者の2つを改めてネットで確認すると、取り扱っている作品が少し保守的に思えたので「行かなくていいかもしれない!?」となったのだ。
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Foamは地下1階プラス3階建てのこじんまりとした写真美術館で、イメージとしては金沢の私設美術館KAMU Kanazawaをもう少し広くした感じだ(と言っても、伝わりにくいのだけど)。時間がない人は30分ほどでも建物全体をうろうろできてしまうほどの狭さ。その小ささとは対照的に、取り扱っているテーマはバリエーション豊かで若手作家を取り上げて世に広めていこうという気概がビシバシと感じられる内容だった。当日はアムステルダムのチャキチャキした学芸員(?)のお兄さんが、高校生10人くらいを連れて写真について語るワークショップを行なっていた。気になる作品の前にシールを貼って、選んだ理由を語るような形式。これだけ各国の作品が集まっていれば、政治・文化的なトピックはものすごく幅広いはずなので、高校生にとっては刺激的な学びの場となるはずだ。
この日は幾つかの企画展およびヨーロッパ随一といわれている若手写真家の発掘コンペFoam TALENT(2022)の展覧会が開催中だった。
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2022年 ヨーロッパ旅行記
2022年11月6日から15日までベルリン、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、フランスの美術館や写真芸術のスポットを中心に旅行してきます…
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