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本屋大好き!FOYLESに行った話

本屋が大好きなのでやっぱり旅行先では必ず本屋に向かう。
ヒースロー空港に早朝6:00に到着して、何もすることがないのでピカデリー・ラインでノロノロと中心地に向かい、24時間チェックインOKの宿に荷物だけ置かせてもらい街を歩き始める(ベッド利用は13時から)。友人から借りた温かいコートのおかげで防寒対策はバッチリだ。

日本でいう銀座みたいなオックスフォード・サーカスと歌舞伎町のような(あってる?)ソーホーの間あたりに宿を取ったので徒歩圏内に本屋や美術館、ギャラリーが揃っている。父の従兄弟がロンドンに何十年も住んでるので、泊めてください!と頼んでみたのだが、どうしても忙しい時期だったらしく、こうして、街の中心地に宿を借りることにした。とりあえず、全く高級ではなく、とにかく寝れて、自炊ができる、みたいな宿だったのだが、物価は日本のだいたい2倍なのでそんな簡易の宿でも高かった。

ソーホーあたりは日本や韓国料理のお店も多く、ギークなインディーズ漫画を扱うお店もあるので混沌としていて好きだ。少し歩けば、SHERLOCKのシーズン1の第2話に登場するチャイナ・タウンもある。(書きながら気づいたけど、SHERLOCKってもう初回放送から10年以上も経ってるんだ…!!驚き)

いま働いている会社の写真好きの同僚が先月ロンドンに旅行していて、「The Photographers Gallery」って場所がいいよ!っておすすめしてくださったので、今回行くことに。しかし、開館時間はまだまだ先。

朝7:00くらいのロンドンは、本当にすることがなかった。

近くにあったソーホー・スクエア・ガーデンという公園で通勤する人たちを観察し、ハトに餌をせがまれ、公園の花を植え替える人たちの労働を目にした。いっときすると、水筒に入れた烏龍茶が底をつき、公園を後にして温かいものを求めて歩いていると、アンチスタバの大学生っぽい人たちがコーヒーを売っているBlank Street Coffeeというお店を発見。モコモコのコートを着て、店内に入り「カフェオレひとつください!」と言うと、なんとアイスカフェオレが出てきた、、、!!いや、アイスって聞かんかったじゃん!!こんな寒そうにしてる私に!!!と思いつつ、クレームをする元気もなく、落ち込んで冷たいカフェオレを手にして店を出た。

しかし、まだ朝の8:00。本屋の開店まで時間がある。物価が高いのでお金を使いたくない私は公園に戻るか迷ったが、目の前にイングリッシュ・フル・ブレックファストを出しているカフェを発見。カフェオレのリベンジ…。と思い、店内に入った。久しぶりだったので、見た目の感動はあったものの、想定内の味しかせず、レッドビーンズもソーセージも、半熟の卵焼きも、福岡空港で出るときに最後に食べた吉野家の朝ごはんには勝てなかった。日本食大好きすぎて、海外には住めないな…と今回の旅で思ってしまう。

そうこうしているうちに、本屋さんが開店した。

FOYLES。老舗らしいが、WATERSTONESばかり行っていたので、これまで全く気づいていなかった。チャーリング・クロス・ロードにあるFOYLESは大規模店らしい。

クリスマス仕様でか飾りがかわいい。
Welcome book lover, you are among friends.
かわいい。
装丁の手触りがよかった。
LGBTQの理解を深める絵本。
かわいい!!!!
吉本ばななさんの本を発見。
表紙を見るだけで満足!!しそう。

そして、やはり写真コーナーに足を運ぶ。

森山大道の本を発見。

イギリスの本屋さんに行ったらいい詩集がないかなぁと思っていつも探すんだけど、今回もここのお店では見つけられなかった(> <)。イギリス人って議論好き、演劇好きであって、プレゼンテーション的なのは上手だけど、内面を吐露するような形式の詩は得意じゃないんかな、と、ふと勝手に思った。昔、英語詩全集みたいなのを買って読んだときもピンとこなかったし。(しかし、アムステルダムの本屋でむちゃくちゃ好きなイギリス人の詩人を発見したので、後日書く)

次回は、ロンドンのThe Photographer's Galleryに行った話。

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