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2日目 ライン川沿いの2つの街、ケルンとボン

昨日は、ベルリンに到着するや否や街をそぞろ歩き、人の少なさと首都の活気のなさに一抹の不安を覚えたものの、ベルリン・ギャラリーとベルリン・ユダヤ博物館に行くことができたのでよかった。はるばる日本からやって来てたどり着いたドイツの首都ではあったものの、すでに14:00ごろから気持ちは次の街に向かっていた。次の目的地はドイツの西の商業都市・ケルンだ。この街のルートヴィッヒ美術館が膨大な写真コレクションを持っているということで、「早くみたい!!!」と頭がいっぱいだったのだ。なので、有名なケルン大聖堂でリヒターのモザイクのステンドグラスをみなくちゃ…ということさえ忘れているほどだった。

ケルンにはゲルハルト・リヒターが住んでいるらしい、とこの街に到着して知った。彼の作品のキャプションに毎回「ケルン在住」と書いてあったからだ。

ケルンで利用した一泊19.5ユーロの限界宿。長期旅行者の溜まり場になっていて、ガイド本に載っていない旅行情報を交換し合った。私はここに2日間滞在したんだけど、ベルギー人のカップル、アメリカ人、ドイツ人と仲良くなった。(男女共用の部屋だったのだが、1日目の夜、女は自分だけだったのでちょっと冷や汗をかいた)日本に一度も行ったことないけど日本史オタクのアメリカ人がいて寝るまでずっと話し込んで楽しかった笑。

いよいよ70,000枚の写真コレクションをもつルートヴィッヒ美術館へ

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2022年11月6日から15日までベルリン、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、フランスの美術館や写真芸術のスポットを中心に旅行してきます…

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