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古代ギリシャ人と同じ月を見ている

昨日5/23は射手座の満月。
東京は雲があってあまりはっきりは見られなかったけれど、今日はものすごーく綺麗に見えた。


4年前、恋人とギリシャ神話の話をしていた時、ちょうどその日が満月で、
「古代ギリシャ人も同じこの月を見ていたんだよね」
と彼が言った。
この言葉は衝撃的だった。


『遠く離れていても同じ月を見ている』というのは、歌詞になっていたりしてよく聞くフレーズだ。

安曇野に移住した親友が月の写真をインスタに載せる時は、大抵わたしも綺麗だなあと見とれていた時だったりするから、離れていても同じ今日の月を綺麗と思ったんだなあといつも嬉しくなる。

家で引きこもって仕事をしていたら恋人から「月が綺麗だね」とLINEが来て、綺麗を共有したくて急いで外に月を探しに出たこともある。

さっきも綺麗な満月を眺めながら、綺麗だなあ、彼も眺めているかなあ、と思った。

地球のみんながいろんな場所から同じ月を見ている。
すごく素敵だなあと思う。


でも、「古代ギリシャ人も同じ月を見ていた」と考えたことはなかった!
織田信長もイエス・キリストもブッダも縄文人も、大昔の人たちもみんなあの!たったひとつの月を見ていたんだ!
わたしは古代ギリシャ人やキリストが眺めたのと同じ月を、2020年の今、『サトウユカ』の目で見ている!

なんだか意識が、うわあ……!!と広がった感覚だった。
当たり前と言えば当たり前なんだろうけど、ものすごい事じゃないの!と思った。

さらに言えば、わたしは『前世』はあるんだろうなと思っているから、サーカスの踊り子だったわたしも、中東で王の侍女だったわたしも、インディアンだったわたしも(注・なんの証拠もなく、ただ自分でそうだろうと思っているだけ)、いろんな想いを持ちながらあの月を眺めていたんだなあと思うと、なんだか壮大な気持ちになる。

今回、日本に生まれて絵を描いたりチアダンスをしたりカードリーディングをしたりしているサトウユカは、
『遥か時代が離れていても同じ月を見ている』と素敵な世界の見方を教えてくれる、侍女時代の王様だったであろう人と出会えて今幸せです!
と思いながら、2024年5月の満月を眺めた。

インディアンの世界では、5月の満月を「フラワームーン」と呼ぶのだそう。

こちらの記事がお役に立てたら幸いです!