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人生を変えた言葉②「あなたは赤毛のアン」

わたしに「素直が大事だぞ」と素直を取り戻させてくれた人は、その10年後、「あなたは赤毛のアン」という言葉でさらにわたしを解放してくれた。

ある日突然数年ぶりにラインがきて、少しやりとりしていたら「あなたは赤毛のアン」と言われた。

わたしは子供の頃から本が大好きだったしハウス名作劇場も大好きだったけれど、なぜか赤毛のアンはちゃんと読んだことがなかったので、「赤毛のアン」と言われてもどういうことかよくわからなかった。
でも、この人と同じような雰囲気の友達からも数年前に「ユカさんて赤毛のアンみたい」と言われたことがあった。
わたしの周りの不思議人間トップ1.2から言われたと言うことは、何か絶対意味がある!これは絶対に読んだ方がいい、それも今すぐに!

…と思った次の日、大好きなヨガの先生から「ユカちゃんこれ売ってくれない?」(この時先生の断捨離のお手伝いをしていた)と渡されたのがなんと赤毛のアンの文庫本セットだった!
な、なんだこのシンクローーーーー!!!!!!!と鳥肌がたった。
「せ、先生、わたし赤毛のアンを読もうと昨日思ったんですよ、、、」と言ったら、「今アニメも再放送してるわよ」と教えてもらった。
わたしは、シンクロは宇宙からのGOサインだと思っているので、これは何かあるどころのレベルじゃない!ものすごく大きなことにつながっているはずだ!と、早速アニメを見始めた。
そうしたら!アンが本当にわたしだった!笑

自著『キャンディ⭐︎フェアリー』にも書いた✨
わたしがすごく大事にしていること。

すぐ感動する。空想家。哲学的に世界を見る。情緒が激しい。勝手に1人で妄想して泣いたりする。
ざっくりいうと暑苦しい!そしてそれは、当時43歳のわたしがずっと抑えていた部分でもあった。
自分がなんだか暑苦しいなってことには、小学生の頃から気がついていた。
子供の頃から、物事を哲学的に考えていたし、不思議なこと、目に見えない世界に興味があって、宇宙のこと地球のことを科学的にではなくファンタジックにスピリチュアル的に想像するのが好きだった。

感動屋で、恋模様も子供の頃から暑苦しい😂花をしょったりモノローグを語ったり、常に1人で少女漫画の主人公をしていた。
友情!とか青春!とか仲間!とか情熱的なことが大好きで、人生とは、人間とは、使命とは、宇宙とは。1人でそんなことばかり考えていた。

そんな自分はすごく好きなのだけれど、それを100%出すと周りから浮くことが多くて、ああみんなはここまで感動したり泣いたりしないんだな〜、宇宙のこととか誰も話さないんだな〜と段々と気づいて行った。
子供の頃は浮くと恥ずかしかった。そういうことが何度も何度もあったから、わたしが変なんだと思って、暑苦しさは自分の中に秘めて、抑えて暮らしていた。(多分それでも十分暑苦しいレベルだったと思うけど)
小学、中学、高校、専門学校と、そんな話は誰ともしたことがなかった気がする。高校時代までつけていた日記帳なんて、さすがに数年前に恥ずかしすぎて捨てたけれど、暑苦しいことばっかり書いてあった。家もそういう話をする感じではなかったし、きっと誰とも話せないから日記に書いていたのだと思う。
24歳で出産してからの10年間は、もはやそういうことを好きな自分すら忘れかけていたくらいだった。
そこにこの人が現れた!

この人と出会って素直を取り戻したら(素直を取り戻した話はコチラ)嘘みたいなシンクロが起こるようになった。そして、こういう話をできる友達が少しずつ増えていった。


赤毛のアンを観ながら、なんだか自分を見ているようで恥ずかしいやら笑えるやら。
わたしをアンだと言ったこの人はちょっと不思議な人だから、出会った頃は消えかけていたわたしのこういう部分に気づいていたんだ!と驚いた。

「恥ずかしいくらい初期のアンがわたしみたい。情緒が激しくて妄想がすごくてちょっとアブナイね😂」
とラインを送ったら、
「アンは素直で情熱的な方だからね」
と返信が来た。
またびっくりした。ああこの人は、わたしが『暑苦しい』と思う部分を『素直で情熱的』と捉えるんだ!
「あなたは赤毛のアン」は「あなたは素直で情熱的」だったんだ!

あれ?そんな素敵なものなら隠さなくて良いじゃん、と、わたしって暑苦しい赤毛のアン状態でいていいんだ!と、すごくフワ〜っとした。
じゃ、もう抑えなくていいや。変な人と思われようが暑苦しさ200%で生きて行こう!と思ったら、すごく楽しくなった。

こうしてnoteを書きはじめたのもインスタを始めたのも、「あなたは赤毛のアン」のおかげ。
暑苦しいわたしから見る世界のことを、暑苦しいわたしが思う世界のことを、外に出してみようと思えた。
わたしには嘘みたいなシンクロニシティもよく起こるし、精神世界にもすごく興味がある。そういう不思議な世界のこともどんどん書いていこうと思えた。
そうしたら書きたいことが山ほどあった!

せっかくそういう暑苦しいわたしに生まれたのだから、その自分で生きていこう。
わたしがわたしのお母さんだったら、赤毛のアン的な部分には小さな頃にきっと気づいて、それがユカのいいところだよと、そのまま行け!と伸ばしたと思う。
わたしの場合、「そのまま行け!」と言ってくれたのが、この人だった。

「素直が大事だぞ」でわたしは自分が好きだったものを思い出し、「あなたは赤毛のアン」でそれを外に出していく勇気をもらった。
その人が恋人って、それこそ運命の物語みたい!と思う。(こういうところがまさにアン的)
わたしの恋人は、わたしを救ってくれて、本当の人生に導いてくれた恩人でもある。

はじめてグリーンゲイブルズの家へ行く道で、りんごの白い花のアーチに見惚れて…
妄想の世界へ!
このシーンが、すごくわたしっぽいと思うのだそう。
いや、確かに…46歳になってもこういうことやっていますからね…!大正解です。

マイナス、コンプレックスだと思う部分こそが1番の魅力なのだと、どこかで聞いたことがある。
唯一無二。それが個性。
わたしがわたしの『暑苦しさ』を全力で解放した結果、カードリーディングと出会い、それも仕事にして、今不思議な力がどんどん増している。

子供の頃から絵が得意で、22歳でなりたかったイラストレーターになり、30歳で子供の頃からやってみたかったダンスに出会って35歳でチアダンスの先生になり、43歳でカードリーディングと出会い、子供の頃から興味のあった不思議の世界が、仕事になった!
子供の頃に好きだったことが全て仕事になった!

「あなたは赤毛のアン」と言われてから2年半。今やっと本当のわたしになり、本当の人生がスタートした感じがする!
わたしが人生で本当にやりたかったことはここだ!と、やっと全てがしっくり来た感がある。これがわたしの役割なのだと。


カードリーディングでは、カードを通して自分の本当の気持ちに気づいてもらえる。
最近始めたお片づけの手伝いでも同じように、ものを捨てることで本当の自分を思い出してもらえる。
それらをイラストを使って本にしたり発信していきたい。
そしてチアダンスを通して、素直な体をつくるお手伝いもしたい。素直な体になると、心と通じ合うことができるから。

イラストレーター、チアダンス講師、カードリーディング、片づけのお手伝いと、仕事が4つもあってしっちゃかめっちゃかなようだけれど、全てはひとつのことー本当の自分を忘れてしまった人に、消えかけている素直さを取り戻してもらい、その本来の自分と仲良く生きていってもらうことーにつながっている。


子供の頃から自分のすべてに自信を持って生きていけたら最高だと思うけれど、残念ながら、わたしのように多くの人は本来の自分を隠し忘れて生きていると思う。
でも、いくつになっても本来の道に軌道修正することは必ずできる。
本当の自分で生きていきたい!という気持ちと、ちょっとの勇気で。

1人でも多く素直な人が増えたら、それは世界の平和につながると信じている。
わたしの恋人がわたしにしてくれたことを、わたしもここからの人生をかけてやって行きたい。

ヨガの先生から託されたアンの文庫本。わたしが買い取った!


アンには親近感しかない!
いつか赤毛のアンの挿絵を描くのがわたしの夢✨


こちらの記事がお役に立てたら幸いです!