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最適解と正解とダブルバインド

はい!こんちわKATZです!

今日のテーマは「最適解と正解とダブルバインド」

参考文献は「恩塚メソッド」です。

バスケットボール 恩塚メソッド 知性にもとづいて勝つための「原則」 [ 恩塚亨 ]
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これについて解説をしていきます。


目次

結論 悩みはあるけど解決方法がある

正解と絶対解と最適解の指導

コーチのダブルバインドと選手のパニック

「ものさし」がないことによるジレンマ

まとめ




結論 悩みはあるけど解決方法もある



U12バスケットボールのコーチ・レフリーを始めることになってはや8年(くらい?)の時間が流れました
。これまでも色々なことがあったなあと感じながら自分のコーチングはどうなのか、その問いの答えは正解もわからないまま時間が流れたような感覚があります。そんな中、あの恩塚コーチの書籍が発売されたと情報入手、早速ですが購入を・・・あれ?電子書籍の発行はされていないのですね・・・私KATZ、根っからの電子書籍派なんですよ、どこにでも持っていけるし、いつでも読めるし、ってなことで合計300ページを超えるこの書籍を自炊にて自宅でスキャン、作業が効率化できたことで3時間ほどで作業終了できました。で、今日はその中から学んだことを一部抜粋してシェアしていきたいと思います。

結論として、この書籍を読むことで「悩みを具体的にして解決方法の糸口を見つけることができる」というわけです。

正解と絶対解と最適解の指導



  • 最適解は決まった答え(絶対解)ではなく状況に応じて変動をする

  • この方法が今のところ考えうる限りの最適解だ と考えてみる

  • バスケットボールはゲーム状況は変わる中で判断してプレーを決定せねばならない

  • 今の時点でゲームの状況・文脈・形成(有利・不利)あるいは文脈にもどづく予測も含まれていることが重要

  • 似た言葉に「正解」があるが自機に関係なく「正しい答え」を指すため最適解とは異なる

私たちはどうしても正解を求めがちです。バスケットボールに指導のみならず、職場でも若手の育成などに困惑することもあります。刻一刻と状況は変化していきますから、その中で絶対、正解を見つけるよりも最適解を指導できると選手もやりやすいのかもしれません。


コーチのダブルバインドと選手のパニック


  • ダブルバインド:2つの矛盾した要求や情報を受け取ることで、どちらの選択肢を選んでも不安感を覚えるような状態

  • コーチに「言うとおりにやれ!」と言いながら「自分で考えろ!」みたいな話

  • 選手は「どっち?」となり「言われたこと」にしかアンテナを立てなくなる。

この問いに対して恩塚メソッドでは「先に目的(コンセプト)を伝えることが大切」と書かれています。

つまり言われたことをやらねばとなるとオーバーハッスルになってしまう、そうではなくて先に目的を示してみる、例として「ディフェンスするときは出どころを苦しめたい」→だからしっかりディナイしなさい、プレッシャーをかけなさいと言うのが具体的な指示になると言うお話でした。

これ、あるあるですよね 特におじさんコーチになるとありますw 職場でもこういうおじさんいますよねw w これを読んだ時に「なるほど、だからあの選手は固まって動けなかったのか」と納得したと同時に、言葉の使い方は本当に選ばないといけないなと再認識しました。




「ものさしがないこと」によるジレンマ



上記を踏まえまして、コーチングを改めて考える機会になりました。

  • 「今、私が攻めてもいいの?」と迷ってプレーが行き詰まったり

  • 「そもそも、私が攻めていいのかもわからない」と困ったりする選手がいる

先日にこれと似たような話がありました、それはバスケットボールの競技中ではなく、職場やプライベートの場面で起きました。

このような事例に対して恩塚メソッドではこのようなことが書かれています。

  • これを解決しようと多くのコーチが「自分で考えてプレーを選択しなさい」

  • しかし選手がプレーを選択するための方法や判断基準を理解していない

  • つまり「ものさし」を持っていなければ

  • でもどうやって考えれば(選択すれば)いいの?と困惑してしまう

うーん 納得ですね。

まとめ


と言うわけで今日は書籍の紹介と、その中から得たヒントを共有させていただきました。
恩塚メソッド、読み解いていきますと、もはや人生のバイブルと化す可能性がある書籍です。
裁断してバラバラになってしまいましたが、今は私の電子書籍アプリの中で大活躍をしております。
原本はメルカリにて公開するかもしれません(もう少し確認してから)

このような貴重なヒントを得て、コーチングだけでなく職業にも活かしていきたいと思います。今日もお読みくださってありがとうございました。

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