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バスケ人気の裏で審判員不足が否めない

はい!こんちわKATZです!

今日のテーマは「バスケ人気の裏で審判不足が否めない」

Bリーグの発足があって、コロナ禍も終わり、TOKYO2020、バスケW杯、そしてパリ五輪、その間には映画「SLAM DUNK」のヒットの背景もありバスケットボールの人気は日増しに増えているような気がします。その中で感じているのはローカルな大会での審判員の不足です。この傾向は地域によってばらつきもあるでしょうけど、肌感覚としてやはりワッペンを持っていてもアクティブに動ける人が少ないのだと思います。

これについて解説をしていきます。


目次

結論 審判員の確保は人気を支える

日本国内でのバスケ人気が成功した流れ

バスケ繁忙期は審判員不足が否めない

アクティブに動ける人材が重要である

まとめ




結論 審判員の確保が人気を支える



この時期(6~7月)は特にバスケは繁忙期です。理由としては中体連た高体連があり、その上でインターハイへとつながっていきますが、BリーグのU18の大会やバスケ日本代表の試合も重なり、BリーグやNBAがオフでも、あちらこちらでの体育館で「ピッ、わー」って歓声が聞こえてきますね。確かに大会も増えて人気が増していくのもいいんですけど、それって審判員ありきだということは忘れてはならない事実だと思うのです。そこで今日は人気の裏では審判員不足は否めないよって話をしていきたいと思います。

日本国内でバスケ人気が成功した流れ


### 日本国内でバスケットボール人気が成功した流れ


**1. Bリーグの発足(2016年)**:

Bリーグは日本のプロバスケットボールリーグとして2016年に設立されました。リーグの発足により、バスケットボールの試合が全国的に放映されるようになり、観客動員数も増加しました。これにより、国内のバスケットボール人気が大きく飛躍しました。


**2. コロナ禍(2020年)**:

コロナ禍により多くのスポーツイベントが中止や延期を余儀なくされましたが、バスケットボールはオンラインでの試合配信やファンとの交流イベントを積極的に行い、ファンベースを維持しました。また、自宅で楽しめるコンテンツの需要が高まり、バスケットボールの人気が再認識されました。

**3. TOKYO2020オリンピック(2021年)**:

2021年に開催された東京オリンピックでは、日本男子バスケットボール代表が48年ぶりにオリンピック出場を果たし、女子代表は史上初の決勝進出を果たしました。これにより、国内外で大きな注目を集め、日本のバスケットボール人気が一気に高まりました。

**4. 映画『SLAM DUNK』のヒット(2022年)**:

人気漫画『SLAM DUNK』を原作とした映画が2022年に公開され、大ヒットしました。この映画は多くの若者やバスケットボールファンに再びバスケの魅力を伝え、新たなファン層の獲得に寄与しました。


**5. バスケットボールワールドカップ(2023年)**:

2023年に開催されたバスケットボールワールドカップでは、日本代表が予選を通過し、本大会でも健闘しました。世界トップレベルの試合を間近で観る機会が増え、若い世代を中心にバスケットボールの人気がさらに高まりました。


**6. パリオリンピック(2024年)**:

2024年のパリオリンピックに向けて、日本代表の準備が進む中で、国内のバスケットボール熱はますます高まっています。オリンピックへの期待が高まり、さらなるファン層の拡大が期待されています。


これらの流れにより、日本国内でのバスケットボール人気は飛躍的に向上し、今後もさらなる発展が期待されています。

バスケ繁忙期は審判員不足は否めない


単純にバスケ人気が増したことで試合数が増えたことは理由の一つかも知れません。とはいえ僕が感じているのはローカルな大会や地域での開催時の審判員不足です。これには大きく3つの問題があると認識しています。

審判員不足の原因

1. 審判員の高齢化: 長年の経験を持つ審判員の多くが高齢化しており、新しい世代の審判員が不足しています。最近は若手も増えていますが、それでもごく少数かと思われます。

2. 教育・研修の機会の不足: 審判員の育成プログラムや研修の機会が限られているため、新しい審判員の育成が難しい状況です。情報は入りやすい世の中ではありますが、そこに辿り着く術を知らない人もまた多いのです。

3. 待遇の問題: 審判員の報酬や待遇が十分でないため、審判員を目指す若者が少なく、現役審判員のモチベーション維持が課題となっています。公式では審判謝礼は当たり前ではありますが「お金をもらうともっとプレッシャーを感じる」という人も少なくありません

このような背景の中で中体連や高体連の時期は特に大会が被ってしまって審判員不足は否めない状況なのかなと感じております。



アクティブに動ける人材は重要



審判員活動を続けるには、試合や研修、トレーニングのための時間を確保することが必要です。特に以下のような状況が考えられます。

  • 学生: 学生は比較的自由な時間を持つことができる一方、試合会場への移動が困難になることがあります。学校や試合会場の距離、交通手段の制約が活動の障害となることがあります。

  • 社会人: 社会人は仕事のスケジュールや家庭の事情により、時間を作ることが難しい局面に遭遇することが多いです。特に仕事が不規則な場合や長時間労働が続く場合、審判員活動を続けるのは困難です。

  • 個人の理由: 健康問題や家族の事情など、個人的な理由でアクティブに審判活動を継続できないケースもあります。

やる気と意欲の話: やる気があれば時間を割くことも可能です。意欲のある人材は、時間管理や効率的なスケジュール調整を行い、審判活動に積極的に参加することができます。意欲を持った人材の確保と育成は、審判員不足を解消する鍵となります。


まとめ



バスケットボールに関わる立場としてコーチとレフリーという側面から物事を捉えることでたくさんの発見がこれまでもありました。そこに魅力を感じて継続できている人は多いようでそうでもありません。というのもいざレフリーをする立場になるとプレッシャーも感じるし、継続していくことで困難にぶち当たることも少なくないからです。先日も中体連やU12の大会を通じて、まだまだ人材は育成していく必要があるのだなということを強く感じました。自分もその一助になれるように審判員としての活動も継続していきたいと思います。今日もお読みくださってありがとうございました。

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