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臨床実習は嫌でも毎日行って挨拶しっかりしておけば何とかなるのかって話

はい!こんちわKATZです!

今日のテーマは「嫌でも毎日行って挨拶しっかりしておけば何とかなるのかって話」

YouTubeチャンネルの方にコメントが寄せられました。

臨床実習中の学生です!私も実習辛いです。とりあえず嫌でも毎日行って挨拶しっかりしとけば何とかなる!って思って頑張ってます。乗り越えましょ

これについて解説をしていきます。


目次

結論 正解ではあるが他の視点も必要

なぜ臨床実習が嫌だと感じるのか?

毎日行って挨拶をしっかりする効果

やらされているとやっているの違い

まとめ




結論 正論ではあるが他の視点も必要



先日に母校に用事があって旧来の友人や恩師にも会うことができました。その際に「意外とうちの学生がKATZのチャンネルを見ている」との話があり、このチャンネルでは例年、実習中(6~8月)と受験期間中、そして就職活動中(9~12月)、国家試験中(1~3月)の時期において視聴率やリクエストの内容が変わるというお話をさせていただきました。今現在は実習期間中ですので、このような臨床実習においての悩みを抱えているような学生も多いのではないかと思われます。

このコメントは「臨床実習中にコミュニケーションがうまくいかない」という悩みに関してのお話でした。

では「嫌でも毎日行って挨拶しっかりしておけば何とかなるのかって話」に関してもう少し深掘りをした行きたいというのが趣旨になります。

結論としては、それも一つの正解だが他の視点からも考えることが重要です。



なぜ臨床実習が嫌だと感じるのか


自分もそういう時期がありましたが、なぜ臨床実習は嫌とかに感じるのでしょうか。AIに私の意見をまとめてもらいました。

### 1. ストレスとプレッシャー

臨床実習では多くの新しいことを学び、即座に実践することが求められます。この過程で感じるストレスやプレッシャーは非常に大きく、それが嫌悪感につながることがあります。特に、エラーや失敗を恐れる気持ちが強い場合、プレッシャーはさらに増します。


### 2. 指導者との相性

指導者との相性も大きな影響を与えます。指導者が厳しすぎたり、支持的でない場合、学生は不安や緊張を感じやすくなります。逆に、適切な指導とサポートがある場合、実習の経験は非常にポジティブなものとなります。


### 3. 実習環境

実習先の環境が学生にとって適応しにくいものである場合、例えば忙しすぎる、設備が整っていない、スタッフの協力が得られにくいなどの状況では、実習そのものが嫌になることがあります。


### 4. 自信の欠如

自分の能力に自信がないと感じる学生は、臨床実習を通じて不安や無力感を感じやすくなります。この場合、実習が嫌だと感じるのは、自分のスキルや知識が十分でないと思い込むことが原因です。


### 5. 学業との両立

臨床実習と学業を両立させることが難しい場合、学生は時間やエネルギーの不足を感じ、それが嫌悪感に結びつくことがあります。特に、実習期間中に他の課題や試験が重なると、負担が増大します。


### 6. 実習の内容

実習の内容が自分の興味や関心と一致しない場合、モチベーションが低下し、実習が嫌だと感じることがあります。例えば、特定の分野や技術に対する興味がない場合、その分野での実習は苦痛に感じることがあります。


### 7. 人間関係

実習中の同僚や患者との関係も重要です。人間関係が円滑でない場合、例えば、他の学生やスタッフと意見が合わない、患者とのコミュニケーションがうまくいかないなどの状況では、実習が嫌だと感じることがあります。


これらの要因は個々の学生の経験や背景によって異なるため、具体的な嫌悪感の原因を特定するためには、各要因を個別に検討し、対応策を見つけることが重要です。

うん なるほど こちらに関しては動画の方でも詳しく解説をします。

毎日行って挨拶をしっかりする効果



今回の視聴者さんの「毎日行って挨拶をしっかりする」これには意味があるのかどうかって議論になりそうな気がします。僕の考えとしてはこれはとても重要なことですが、人によってはこれを「意味がない」とないがしろにしがちかもしれません。

毎日顔を出して挨拶をしっかりすることは、以下のようなさまざまな効果をもたらします。


### 1. **信頼関係の構築**

- **親しみやすさ**:定期的に顔を見せ、挨拶を交わすことで、親しみやすさが増し、信頼関係を築く助けになります。

- **オープンなコミュニケーション**:日常的な挨拶を通じて、オープンで円滑なコミュニケーションの基盤を作ります。


### 2. **ポジティブな印象の形成**

- **第一印象の向上**:挨拶をしっかりすることで、礼儀正しい人というポジティブな第一印象を与えます。

- **プロフェッショナルな態度**:定期的な挨拶は、プロフェッショナルで責任感のある態度を示します。


### 3. **職場環境の改善**

- **雰囲気の向上**:挨拶が日常的に行われることで、職場全体の雰囲気が明るくなります。

- **チームワークの強化**:日常的な交流を通じて、チームワークが強化され、協力しやすい環境が生まれます。


### 4. **モチベーションと士気の向上**

- **認識されることの重要性**:日常的に挨拶を交わすことで、お互いが認識され、存在を尊重されていると感じやすくなります。

- **ポジティブなスタート**:一日の始まりに挨拶を交わすことで、ポジティブな気持ちで業務をスタートすることができます。


### 5. **ストレスの軽減**

- **安心感の提供**:顔を合わせて挨拶をすることで、安心感や一体感を感じやすくなり、ストレスの軽減につながります。

- **支援の認識**:日常的な挨拶を通じて、他者の支援やサポートを認識しやすくなります。


### 6. **コミュニティ感の醸成**

- **一体感の向上**:挨拶はコミュニティ感を醸成し、一体感を高めます。

- **共通の習慣**:共通の習慣としての挨拶が、組織内の文化を強化します。


### 7. **感謝の気持ちの表現**

- **感謝の習慣化**:日常的な挨拶は、感謝の気持ちを表現する一つの方法として機能し、感謝の習慣を身につける助けになります。

- **認知と評価**:他者の存在や努力を認知し、評価する態度が自然と身につきます。


### 8. **自己表現と自信の向上**

- **自己表現の機会**:挨拶を通じて自己表現の機会を増やし、自信を高めることができます。

- **ポジティブな自己イメージ**:日常的な挨拶の実践を通じて、ポジティブな自己イメージが形成されます。


これらの効果により、挨拶をしっかり行うことは、個人の成長だけでなく、職場全体の環境改善にも大いに寄与します。



やらされているとやっているの違い



臨床実習を指導する立場においては、重要視しているところはバイザーによってかなり異なりますが、僕はこんなところを観察するようにしています。あくまでの一つの考えですので参考にしてください。

  • Posture(姿勢、特に座位姿勢):骨盤後継してダルそうに座っている学生は「やらされている感」が強いので指導に困惑することがあります。また「上から目線」の傾向があり、患者さんに失礼な言葉を使うこともあるのでややピシピシ対応することがあります。

  • Handring:ハンドリング:例えば知識があって、学内での成績が上位であっても患者さんを触れるかどうか、患者さんを治療することができるかどうかは別の話です。手が震える、慣れていないなどは隠すことはできませんので、ファーストコンタクトでどんなハンドリングかを観察しています。

  • Positionig:ポジショニング:患者さんとコミュニケーションをとる時、あるいは介助する時の位置についてです。会話をしているのに会話をしていない場所にいる学生がいます(伝わるかな?)バスケットボールで例えると試合に出ているのに参加していないタイプwって言ったらわかりますかね?

他にもめちゃくちゃあるんですけど、このあたりは最近重要視していますね。

結局のところ、嫌だとかどうとかの問題の前に「自分でPTになりたいと思って臨床実習に来ているのかどうか」この辺は言葉にしなくても指導者の目から見ればわかりやすい時もあるのだということです。


まとめ


参考になりましたでしょうか?毎年、様々な学生と出会い、指導をしてきました。22年のキャリアの中で、あれはこうだったかとか、こうすればもう少し良かったのかもなって思う時もあります。

とあるバスケットボール指導者の言葉です。僕はU12小学生のミニバスケットボールチームのコーチをさせて頂いているのですが、選手たちが卒団して、その後の指導者の視点ですが

卒団した後も、遠くからでもいいから見届けることが大切と教わりました。

つまり臨床実習指導者としても、学生たちの未来につながるような声がけをするように意識しています。それこそ自分が指導した学生がPTとなって、その後、そのマインドは何百、何千人という患者さんに影響を及ぼしていくからです。学生にとっても、そしてその後に出会う患者さんにおいても「良い風が吹けばいいな」と思う昨今、臨床実習は確かにしんどいかもしれませんが、そこでしか学べないこともたくさんありますから、今のうちにたくさん吸収していってくださいね。今日もお読みくださってありがとうございました。

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