どうやったら判定できるようになりますか?
はい!こんちわKATZです!
今日のテーマは「どうやったら判定できるようになりますか?」
YouTubeチャンネルの方にコメントが寄せられました。
いつもタメになる動画見させてもらってますありがとうございます!!
僕は今年E級を取ったばかりで練習試合で吹かせてもらえるんですがファールとかカットボールとか見極められなくて選手とかから批判されて自分の不甲斐なさに悔しくなるんですけどどうしたらファールとか見極めらますか!!!ひたすら経験なんですかね...教えてもらえると嬉しいです!教えていただけると嬉しいです!
これについて解説をしていきます。
目次
結論 位置にこだわりましょう
IOT個々の審判の技術
ステーショナリ&ディスタンス
首と目と頭と走って止まるの話
まとめ
結論 位置にこだわりましょう
まず今日の結論からお話します。位置にこだわりましょう。ちょっとかっこいい言い方しますと「ポジションアジャスト」という言葉になりますが、今後審判をしていく上ではこのポジションアジャストと永遠に語り合っていくことになると思います。テレビで見ていたら全部よく見えるじゃないですか?あるいはステージの上やギャラリーの席から見ていたらよく見えるじゃないですか?しかしコートに入って選手と一緒になって走って動くと突如に景色が変わって全く見えなくなるし、意外と吹けなくなりますよね?そうなんです、位置なんですよ 今日は位置についてもう少し深堀していきたいと思います。
IOT個々の審判の技術
ポジションアジャストを語る上で、まず理解せねばならないのはIOTです。
Individual Officiating Technique 個々人の審判の技術
これは審判の大原則であり下記のものが含まれます。
コールザオビアス
ステーショナリ&ディスタンス
レフリーディフェンス
45°オープンアングル
ステイウイズザプレー
今日はこの中のステーショナリ&ディスタンスについて解説をしますね。
ステーショナリ&ディスタンス
Stationary and Distance
静止した状態から(ステーショナリ)プレーの適度な距離感を保って(ディスタンス)判定するという意味です。
判定をするときに
瞬間的に動いていて
体が揺れている
首を振ったりする
プレイヤーに近すぎる
プレイヤーに遠すぎる
これらの要素は全て判定力を下げていくと思われます。その上で適切なアングルとポジションを確保していく必要があるんですね。これを
Position Adjust ポジション アジャスト
と言います。ちなみにポジションアジャストは絶えず行わなければいけません。
首と頭と目と走って止まるの話
審判の大原則はわかったけど、じゃあ具体的にどうしたらいいのかって話で、KATZが取り組んできたことをちょっとだけ紹介します。しかしこれは一つの方法ですので、基本的にはみなさんの身近な上級審判員やインストラクターの方々を探して聞いてみてくださいね。
まずプレーが見えなくなるのは首を振ってしまうことが多いからです。ボールを見てしまうので、アウトオブバウンズで誰がラストタッチだったのかわからなくなりますよね。そうではなくて、首と頭は固定して「目を使う」のです。首をずっと回旋させている審判員はボールを追ってしまうのでなかなか判定が難しくなると思いますよ
頚部や頭部が固定されて、目が動くようになると、自然と体の向き「アングル」が変わってくるようになると思います。ちなみにこれが習慣付くまで何度も何度も吹き続けてください
つまり、闇雲に吹いたとて上手になるわけではなく、習慣になるまで吹き続けるのが正解です。
何試合吹いても習慣を改善しようとしなければ成長も何もありません。
今の自分の欠点を理解しつつ、改善に取り組むために審判を続けることが重要です。
また審判にはある程度決められた位置があります。
トレイル 3番の位置がカバーできる、3Ptラインの延長上、FTラインの延長上など
リード セットアップ クローズダウン ローテーション
これを遵守することと、サイドラインとベース(エンド)ラインの役割分担を理解しておくことが判定につながっていくと思います。
まとめ
最後になりますが、選手からの批判や不甲斐なさ、感じることがありますよね。それがあるので審判をやろうとか、審判を続けようという人はあまり多くはないんじゃないかなと思います。最近になって思うことは、そこに耳を傾けるのではなく
どうしてそのような声が出たのだろう
映像を見返してみる
ああ これについて言っていたのか、確かにそう見えるな
あるいは「ベンチがこう言っていたけど、これは明確な判定だった」→判定の基準を知らないチームなのかもしれないな・・・
じゃあ 次はこうしてみよう
こんなふうな思考になっていくと思うんですよ。で、これらは試合が終わった後にそのチームや選手に伝える必要はありません、謝罪したり、変にコミュニケーションをとると「今更何?」とか「何?偉そうに」となってコート外でも炎上する羽目になります。自分の胸のうちに秘めて、審判仲間と共有することで改善に繋げて言ってください。もちろん、KATZ HOOPがそのような場所であることもお伝えしつつ今日の記事を終えたいと思います。お読みくださってありがとうございました。
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