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Reuben sandwich - ルーベンサンドイッチ/パストラミサンドイッチを求めて(2)

ニューヨークは、Harold's New York Deliや、Katz's Deli で食べられるパストラミサンドイッチを求めて、国内のデリ、喫茶店、サンドイッチ専門店を順番に旅する第ニ弾は、東京都文京区は茗荷谷にあるサンドイッチ店「Qino's Manhattan, New York in Myogadani - キノーズ マンハッタン ニューヨーク 茗荷谷」さん。

丸ノ内線茗荷谷駅で降りて春日通りをてくてく歩いて10分。そこにこじんまりと佇む「Qino's Manhattan, New York」がありました。

メニューには、たくさんの種類のサンドイッチが載っています。これだけあると、何にするか悩んでしまいますね。私は、パストラミサンドイッチをめがけてやって来たので悩むことなかったはずですが、メニューにはニューヨーク・ルーベンとあったので、3秒悩んでオーダーしました。

待つこと、10分ほど。テーブルに置かれたのは、今にも倒れそうで、こぼれ落ちそうなパストラミサンドイッチ。正確には、ニューヨーク・ルーベン。ここのメニューだと、パストラミ・サンドイッチに、ザワークラウトが加えてあるものになりますね。

Wikipedia によると、ルーベン・サンドイッチは、コーンビーフ、ザワークラウト、スイスチーズ、ロシアンドレッシングまたはサウザンドアイランドドレッシングをライ麦パンで挟んでグリルしたホットサンドのこと。

ルーベンサンドの起源には諸説あり、アメリカ合衆国ネブラスカ州オマハの食料商ルーベン・クラコフスキー(Reuben Kulakofsky)が考案したとか、ニューヨークのデリカテッセン、ルーベンズ・レストランのオーナー、アーノルド・ルーベン(Arnold Reuben)が1914年頃、有名なブロードウェイ女優が訪れた際に料理が何も残っていなかったため即興的に作ったものだとか。

いずれにせよ、パストラミを使ったバリエーションはあるものの、本来はコーンビーフを使ったものがルーベンサンドイッチのようです。

であれば、ニュージャージーで食べたパストラミ・サンドイッチは、ルーベン・サンドイッチではなく、パストラミ・サンドイッチであり、今まさにここで食べようとしているニューヨーク・ルーベンも亜種、もしくはパストラミ・サンドイッチなのかもしれませんね。

思い返すに、ニューヨークで食べたパストラミサンドイッチは美味しかったけど、サンドイッチとしてはどうだったのだろう。。。と言う疑念が湧き上がってきました。ザワークラウトの水分と酸味があっても、ここのルーベンは、口の中の水分をまあまあ持っていかれます。アイスコーヒーで潤しながらいただきました。特にパンの耳の部分。

あっ、ここのサンドイッチ、ホットサンドじゃなかったから、これまた微妙に違いますね。パストラミ・サンドイッチの旅は、まだまだ続きそうです。

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