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第60回 樹と芝を植える

外構計画の中心は、敷地内通路と植栽だった。植栽については、当初より栗原さんにこだわりがあった。もともと敷地生垣として植えてあったホソバの木を、工事中一旦西側の畑に植え替えて、工事終了後にまた生垣として植え戻すことがひとつ。もう一つは、関係の深い三重県の農園で栗原さんらが樹木を選定し、敷地内の余裕スペースにできるだけたくさん植える、というもの。

樹の選定は栗原さんにお任せした。昨年の夏、農園でリストアップしてきてくれた。以下は、樹高がわかるように樹の写真を整理してくれたもので、昨年10月に見せてもらった。

樹写真jpg

先月半ば、建物の足場が外され、いよいよ植栽も始まった。樹を植える場所は以下だ。

植栽図

見づらいが、緑で樹は示されており、丸で囲まれた数字が以下のリストに対応している。

リスト

No.1のネズミモチは生垣として使わるので、数は多い。上の図で上側と左下側(A、B、C棟)の赤い波線で囲われている所がそうだ。下側と右側にもネズミモチと同様の黒丸が、赤い波線なしで並んでいるが、それらは植え替えたホソバの生垣。思った以上に枯れないで生き残ってくれた。ネズミモチとホソバ以外は、各1本ずつだ。そうそう、右上のB棟庭で緑に塗り込められた樹は、もともそそこに植わっていたレモンの樹。毎年お正月の帰省時に、たくさんハサミで刈取り持ち帰っているものだ。最初からレモンは残す計画だった。(下写真は、B棟室内から見たレモンの樹。その左右は植え戻したホソバ。)

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それから、庭には全面に芝生を植える。広さは207㎡。当初芝生購入費として、¥127,823が見積もられていたが、その後高騰し¥157,590となってしまった。以下は2/13に芝が貼られた直後の写真。冬なので枯れた状態なのは仕方がないが、春になって青々としてくるのかちょっとだけ不安。それは樹についても同じ。しっかり根を張ってほしい。

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