こわいっす

月曜の夜。ほろよいで歩く夜12時の住宅街。

家について、電気をつけ、荷物を置いて一息ついたところに、
玄関チャイムがなる。
外のチャイムね。

誰?こんな夜中に。
あ、でもなんか、酔っ払って落としててそれを拾ってくれた人かも。

と思って出る。

今までも乗ってたタクシーの運転手が財布を届けてくれたりしたことはあった。

相手は無言だ。

別な部屋の人が間違えたのかな。

次の日の朝、5時。チャイムがなる。
まじですか?

一応出る。相手は無言。
うちのチャイムがカメラがついてないので、
窓から首を出せばその人が見られるけど、目があったら怖い。

ので、インターホンを切って、
また寝に戻る。

10分後、またチャイムが鳴った。
怖いけど、出る。
また無言。

気味が悪い。

空き巣の場当たりか、変質者?と思った。
けど普通に考えて、
貧乏な中年女の今に危険を犯してまで入るメリットはない。

そう考えると
私にふかーい恨みを持ってる人だったりするんだろうか。

いくつもの修羅場を乗り越えてきました。
その修羅場劇場の登場人物のうちの誰かでしょうか。

怖いから玄関チャイムの音を切っている。
週末にパートナーが泊まりに来た時に、チャイムのボリュームをあげようと思う。

友達に話したら「霊かもよ」と。

ゴールデンウィークには墓参りに行こうと思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?