見出し画像

G7サミット厳戒態勢の広島④【宇品後編】

 前回の続きになります。
 5月21日の日曜日
 巡視船「しきしま」を見てフェリーを降りた後の宇品での事になります。

広島港入口交差点の様子

 サミット会場に近い宇品
 会場周辺と、その通過する道路では警官と警察車輌・立ち入りを規制する柵とポールが置かれて厳戒態勢ぶりを前日と変わらず見られます。

関係者の車列の先を走るパトカーと白バイ
イギリス国旗を掲げた車、スナク首相が乗っていたのだろうか?
同行する関係者を乗せていると思われる黒いバン

 「K」や「E」と書かれた板を貼り付けたパトカーと白バイが通過する。
 これに続いて黒い車列が足早に通過する。
 イギリスの国旗を掲げた車列はスナク首相の車列なのだろうか?
 この車列が通過すると規制は解除されて、待っていた通行人と一般車両の横断が再開される。

 サミット会場の出入り口である、元宇品交差点
 ここは人が密集している。
 正確には、出入りするG7首脳を撮影しようとする皆さんである。
 この人の密度に警官の立つ間隔も短い。

 韓国の国旗を掲げた韓国の車列が元宇品から出て来た。
 ユン大統領が乗っているか分からないものの、集まった一般人の面々は私も含めてカメラを向ける。

 車列の通過が終わると規制は解除される。
 止められていた路面電車と一般車両の通過が再開される。

広島港と隣接する広島電鉄広島港電停の様子

 G7首脳と関係者の通過で交通規制が発生する。
 この規制に広島電鉄の路面電車も止められる。
 広電宇品線の終着駅である広島港電停には、動けない電車が列を成すようになります。
 再開は規制解除の連絡を受けて、少しづつ広島駅などへ向かいます。
 とはいえ、運転再開した電車もサミットへ抗議するデモ隊と遭遇すると止まります。

宇品海岸3丁目交差点の前で停車する電車、奥が海岸通り電停
海岸通り電停の前で停車する電車

 21日の宇品、韓国の車列を見てから広電海岸通り電停から乗ろうかと向かう。
 しかし、規制が解除されていないせいか電車は電停の前後で停車する。
 電停の前にはどんどん電車が来ては止まって行く。
 40分ぐらい待って運転は再開されて、広島港電停から来た電車に乗る事ができた。
 路面電車の運行で厳戒警備の影響を感じましたね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?