トップガンマーヴェリックを見てきました

トップガンマーヴェリックを見てきたので脳内から文章を直接出力しました(なので中途半端に終わる)

パラマウントのロゴ共に流れ始めるtop gun anthem。 (おそらく)一字一句変わらない、トップガン設立の由来を伝える字幕。
オレンジ色の光に包まれながら発艦作業をすすめる水兵たち、静かにカタパルトへと導かれていく戦闘機。

36年経ち、変わるもの変わらぬものがある。 曲がだんだん盛り上がるにつれ、エンジン出力が上がり、猛獣が獲物を狩る直前のように全身にパワーがみなぎる。

カタパルトオフィサーの号令で全てが解き放たれる。
静的な画から時速300kmで危険な大空へと観客ごと戦闘機が打ち上がる。 Danger Zoneにふさわしい、世界でも最も危険でエキサイティングな職場紹介だ。
何トンもある重量物が致死的な速度で飛び交う空母デッキ
優れたチームワーク、体力でそれらを捌く水兵
時にステルスのF-35が空を飛び、古強者の顔をしたスズメバチが巣箱へと帰ってくる。
猫や海賊は船を降りた。
何もかもが同じで何もかもが違う、新世代のトップガンのオープニングだ。

トムクルーズの心が観客に語りかける。 「安心しろ、これはトップガンの続編で、お前らが見たいものは見せる。俺を信じてついて来い」

マーヴェリックとグースの操縦するF-14が国籍不明機を迎撃するために空へと上がるところから前作は幕を開けた。
しかし、我らがマーヴェリックはどこに?甲板には見当たらないぞ?
答えはすぐにわかる。
彼は人類最速の男となるために、テストパイロットとなっていたのだ。 前作のトップガンでマーヴェリックは僚機を救うためとは言え命令違反を犯す。 司令官はそんなマーヴェリックの今までの行いを責め立てつつもエリート養成所のトップガンへとマーヴェリック/グースを送り出す。

この有名なシーンはのちに「マクロスプラス」でオマージュされた。 マーヴェリックと同じくらい空を愛し、天才的な飛行センスをもち、そして同じくらいの命令違反常習者であるイサム・ダイソンは同じくらい司令官から怒鳴られ、最後には最新鋭戦闘機のテストパイロットを命じられる。

そのオマージュ元であるトップガンで今度はマーヴェリックがテストパイロットとは!
しかし、彼が乗る極超音速機は開発キャンセルになってしまう。
理由はもちろん「無人機開発に回すため」マクロスプラスと同じだ。
キャンセルを伝えるために少将がこちらに向かっているらしい。
でも、まだ到着していない。だったら今日やるはずだったマッハ9.0試験をやっちまおう? イタズラな目をしながらマーヴェリックが提案する。
よし、やろう。
腹は決まった。

真っ黒い、鏃のような機体が滑走路へ踊り出す。 夕暮れだった空は夜へと向かい、その黒いボディを覆い隠す。 そして彼は人類最速の男なった。そして、ちょっとの好奇心で全てを台無しにした。 そして怒り心頭の少将に呼び出しを喰らう。 おや?どっかで見た絵面だ。 「こんな事は言いたくは無いが、トップガンがお前を呼んでいる」 これぞ天丼だ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?