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ここ2ヶ月くらいで観たエンタメ

ここ2ヶ月くらいの間に観たエンタメ作品とそれに対する私の感想について紹介する。

諸注意

  • 全作品ネタバレ要注意。

  • 作品の内容の紹介は省いた。

作品の感想(ネタバレ有)

「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」

映画。2022年公開。

  • ハライチ目当てが半分と、あらすじを読んで普通に面白そうだったので観に行った。

  • ここで泣かせたいんだろうなあというシーンが3箇所あったのだが、見事に全部泣いてしまった。

  • 子どもはわがままこねて地団駄踏んでる方がよほど健全だ。利口な子は、恐怖で自分を抑えているだけ。いつか高い確率で爆発し、自分を押さえつけたことによる後遺症を抱えながら生きていくことになる。

「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」

映画。2022年公開。

  • 私にとってのコナンデビュー。OPで主要人物の説明をしてくれたのは非常に非常にありがたかった。

  • コナンと灰原さんしか顔と名前が一致しない状態での鑑賞だったが、普通に楽しめた。めちゃくちゃ面白かった。安室さんめっちゃかっこいい。

「佐久間宣行のずるい仕事術」

書籍。2022年発売。

  • 改めてこの人を尊敬し直したし、この人がちゃんと評価されている日本は、まだまだ捨てたもんじゃねえなと思った。

「甘神さんちの縁結び」

漫画作品。2021年連載開始。

  • 現在私がトップクラスに注目中のラブコメ。舞台である京都や神社の雅さが恋愛描写にロマンティックをプラスしており、これは他のラブコメが持たない要素。

「魔女の宅急便」

映画。1989年公開。

  • 基本的に良い人しか出てこないのが癒されて良かった。おばあちゃんが焼いたにぼしパイを「嫌い」と一蹴した孫には胸糞だったが、よく考えたら、にぼしのパイって何やねんとも思う。

  • 中盤、魔法が弱くなり飛べなくなってしまったキキの姿が、主に研究に対する意欲が弱くなり思うように体が動かなくなってしまった私に尋常でないほど重なり、救われた。その場面のキキの台詞で首がもげるほど共感した。以下にその台詞2つを記載する。

「私、修行中の身なんです。魔法が無くなったら、私、何の取り柄も無くなっちゃう。」
映画「魔女の宅急便」より引用
「私、前は何も考えなくても飛べたの。でも今はどうやって飛べたのかわからなくなっちゃった。」
映画「魔女の宅急便」より引用

「となりのトトロ」

映画。1988年公開。

  • 終盤、これまでずっと気丈に振る舞ってきたサツキが泣き喚いて不安を吐露するシーンで心を突き動かされた。先述の「しんちゃん」の映画に登場するシーンと共通している点がある。

  • ケータイやパソコンなど電子機器が全編通して全く出てこないのが良い。擬似デジタルデトックス。昔の作品というのもあるだろうが。

「映画 五等分の花嫁」

映画。2022年公開。

  • 後半1時間、マスクの下でニヤケが止まらなかった。

  • 恐縮だが、三玖と四葉の顔の画で一度ずつ気になる瞬間があった。

「新世紀エヴァンゲリオン」

テレビアニメ。1995年放送開始。

  • 最終話を観終えた感想は「気持ち悪…」だった。

  • 最後2話が物議を醸したという噂を事前に聞いた状態で観たのでそこまでだったが、リアルタイムで観ていて最後2話があれだったら困惑していたかもしれないなと。

  • 最終話、シンジ君が「ここにいてもいいんだ」と思えるまでの過程は面白かった。私自身たまにそういうことを考えるからだと思う。

  • 終盤、何度か管弦楽曲が用いられる。その選曲が気味悪さにかなり効果的に働いていると思った。その辺りに心が動かされたのは私が管弦楽に関する知識を有していたからだと思うので、オーケストラやっといてよかったなって思った。

  • 序盤、使徒が出てくるだけで何が面白いんだろうという思いが正直あったのだが、話数を重ねるにつれて加速度的に面白くなっていき、引き込まれた。

  • 突然現れた美青年が主人公と親友になり、後で激烈に裏切る渚カヲル君の展開が、イナズマイレブンの基山ヒロトと似ている。

「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」

映画。1997年公開。

  • アニメ終わりの感想が「気持ち悪…」で、これを観終えた後、「気持ち悪い」という言葉で片付けていい作品ではないなと考えを改めた。(最後のアスカの台詞とは関係ない。)

  • アニメもそうだが、そこそこグロい。イカゲームで耐性がついていなかったらキツかったと思う。

  • 終盤、観たことのない映像手法の連続で、すごかった。すごい気持ちになった。ふさわしい言葉が全く思いつかない。

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」

映画。2009年公開。

  • 終盤、例の2曲、めちゃくちゃ気持ち悪かった。気持ち悪いという言葉では足りない。とにかくすごい気持ちになった。

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」

映画。2012年公開。

  • 楽器の演奏を嗜む者として、カヲル君の練習についてのアドバイスは面白く、すごく良いと思った。上手になる必要はない。ただ気持ちの良い音を出せばいい。気持ちの良い音を出すためには、ひたすらに同じ箇所を反復。

  • 色が好きだった。ニアサードインパクトによって浄化(?)された土の色。空の色。エヴァ13号機パイロットのプラグスーツの色。

  • カヲル君はテレビアニメで裏切って新劇場版で味方になり、イナズマイレブンの基山ヒロトは第2期(エイリア学園編)で裏切って第3期(世界大会編)で味方になる。両者共に最後から2番目の敵であるところも。

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」

映画。2021年公開。

  • 序盤、ほとんど鬱のような状態のシンジ君が声も出さず何もせずずっと体育座りしているシーンは、当時の私に重なってたまらなかった。

  • 終盤のゲンドウが自身の少年時代について語るシーンがめちゃくちゃに好き。めちゃくちゃ共感した。私の学生時代は彼ほど苦しくはなかったかもしれないけれど、それでもいいじゃん。共感したってさ。

  • 「エヴァ」シリーズを観て、「何でもいいから映像作品のディレクションをしてみたい」という気持ちに人生で初めてなった。宇部新川駅みたいな感じで、私が大好きな佐世保か香椎浜の景観を意味ありげに出してみたい。なんかこの書き方はナメてて怒られそうだけど。

「シン・ウルトラマン」

映画。2022年公開。

こちらの感想は私がやっているラジオで話している。聴いてみて欲しい。所々作品に直接関係のないことも喋っていて申し訳ないが。

「シン・ゴジラ」

映画。2016年公開。

  • ゴジラが都市を破壊するシーンの恐怖が凄まじかった。国会のシーンからゴジラのシーンになったときの「来るぞ…」感。

  • 映像の持つ情報を最低限にし、起きたことを音とビジュアルで淡々と伝えることで、より恐怖が増していると感じた。そのシンプルさに福澤克雄監督を感じた。彼よりも音楽の使用は少なかったと思う。

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」

テレビアニメ。2010年放送開始。

  • 思いのほか社会派な題材で驚いた。いわゆるオタクに対する偏見についても扱っている。今、2022年は放送当時よりも偏見は無くなっていると私は思っているのもあり、そんなやつおらんだろと思うこともあったが。

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」

テレビアニメ。2018年放送。

  • 第10話が泣けると三四郎の小宮さんが言っていたのを聴いて。これは泣くわ。ちゃんと1話から観ました。

「ハケンアニメ!」

映画。2022年公開。

  • この映画を観る数月前にたまたまアニメにハマり、直前にたまたまエヴァを見切った自分に感謝した。

  • 終盤、スローモーションでサバクチームが歩くシーン。鳥肌。たまらなかった。

「トップガン マーヴェリック」

映画。2022年公開。

  • 私にとっての実写洋画デビュー。

  • 前作を半分だけ観た状態での鑑賞だったが、普通に楽しめた。物語はすっと入った。所々前作の話が入っていて歯痒い思いをすることもあったが。

  • アメリカ人、めっちゃかっこいい。日本人の陽キャが行き着く先は所詮その程度って感じである。私はトム・クルーズを目指したい。

  • 私の隣の席の女性が終盤手で顔を覆って、多分だけど号泣していたのが印象的だった。

「ニシダ更生プログラム」

YouTube。2022年配信開始。

  • 佐久間さんの、ニシダさんが自分の保身に走ってしまっているのではないかという話は、自分に図星だった。ニシダさんに刺さったかは知らない。私の現状は結局、恥をかきたくないというプライドによるところが大きい。

「かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-」

テレビアニメ。2022年放送開始。

  • 最終話。待ち侘びたあのシーン。大満足だった。

  • 第12話。かぐやが会長の好きなところを回想するシーンで、「あ、俺も好きかも…//」ってなった。計35話は重い。

  • 全話しっかり爆笑させられた。原作者始め製作陣とんでもねえなと思った。

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