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2022年を振り返る

2023年に入り一ヶ月が経とうとしているが、ここらで昨年の振り返りをしたいと思う。

2022年は、今までで最も暇だった。入っていた大学のサークルを辞めて、バイトも辞めて、自由な時間が一気に増えた。増えた時間はもっぱら趣味に費やした。趣味はお笑いとアニメと映画を観ること。ラジオも聴く。

では、2022年が今までで最も楽しかったかというとそうではない。なんなら一番キツかった。苦しかった。死にたいと人生で初めて思った(突然こんな話してすみません)。行動には起こしていないが、その願望に似た何かが一時期頭から離れなかった。R-1グランプリの決勝前日が一番酷かった。あの日敗者復活ステージがYouTubeで配信されなかったらどうなっていたことか。診断されたわけではないが、ほとんどうつ状態のようなものだったと思う。二日ぐらいだが、食べたものが消化されず、全て吐き出していた時期があった。普通は食べて二時間もすれば満腹から腹六分目ぐらいまで戻るのだが、その時期は三時間ぐらい経っても満腹のままで、気持ち悪くてしょうがなく、吐き出さざるをえないという状況だった。睡眠も思うように取れず、三、四時間ぐらいで目覚めるなんてことが何度もあった。お笑いとかをめちゃくちゃ観て、本気で感動するときもあったが、精神の苦しみのせいで集中できないときもあった。大事なテストの二日前の緊張がずっと続いている感じ。それでも研究の後回しをやめられず、ギリギリまでひたすら逃げ続けた。「ギリギリまで」という言葉を使ったが、まだ修了が確定したわけではないので、ギリギリのラインを超えてしまった可能性もある。もしできなかったらもう一年頑張ります。私に文句言う資格ありません。ゴミカスが。

ネガティブな面はこのぐらいにして、話題を変える。2022年は新たな趣味に出会った年であった。新たな趣味、それはアニメ。生まれて初めて映像サブスクに入り、からかい上手の高木さんを観たのをきっかけに色々観た。主にラブコメやエヴァンゲリオン、プリキュアにのめり込んだ。この一年で好きな作品のレパートリーがかなり広がったと思う。つい一年前まで漫画もアニメもほとんど摂取せずに生きてきたからまだまだ狭いが。映画もたくさん観た。2022年に映画を映画館で見た回数を数えたら、60回だった(全部親のお金で行っているので少し後ろめたい)。2020年が4回、2021年が9回なので大幅に増えた。めちゃくちゃ感動したときもあれば、途中で帰りたくなるときもあった。こうして貪るように観たことで得るものはあったと思う。大学というモラトリアムの使い方としては正しいんじゃないんでしょうかね。

大学で思い出したが、こんなに研究をサボっても修士論文が完成したことに驚いた(まだ修了が確定したわけではないが)。修士課程というのは楽しようと思えばここまで楽できるということを知った。学費の元を取るには自分からめちゃくちゃ動かないといけないんだなと思い知った。もっと早く知りたかった。こんなつもりじゃなかった。

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