写真を組むということ:土門拳
写真の世界でレジェンドと言われるような人たちの写真集を読もうと思い、土門拳さんの『筑豊のこどもたち』を読んでみました。
この写真集で印象に残ったのは、ボタ拾いのパートでした。
かつて炭鉱業で栄えた筑豊の人々にとって、ボタ(ボタ山)というのは、身近な存在だったのだと思います。
炭鉱業の衰退と共に貧しくなる中で、ボタ山から使えそうな石炭を拾ってくるという行為は、生活に深く関わる部分なのだろうと感じました。
土門さんは、以下の7枚でボタ拾いを表現していました。
①一人の幼い男の