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髙橋遥人の年度別成績を振り返る

こんにちは!かったーです!

今回はプロ野球選手の年度別成績まとめをお送りします。

第34回目は阪神タイガースの髙橋遥人選手です!

この企画はプロ野球選手に対して、ファンがなんとなく持っているイメージと実際の数字を照らし合わせて、より正確にその選手を理解しようという企画です。


前回の選手はこちらです↓

注:全ての数字はこちらを参考にしています。


それではいってみましょう。


プロフィール

髙橋遥人(たかはし はると)
ポジション:投手
投打:左投左打
身長:181cm
体重:79kg
生年月日:1995年11月7日
経歴:常葉橘高→亜細亜大
ドラフト:2017年ドラフト2位


2018年

防御率:3.63
登板:6
完投:0
完封:0
勝利:2
敗戦:3
投球回:34.2
奪三振率:7.01
与四球:14
被打率:.258
K/BB:1.93
WHIP:1.38


2019年

防御率:3.78
登板:19
完投:0
完封:0
勝利:3
敗戦:9
投球回:109.2
奪三振率:10.26
与四球:38
被打率:.267
K/BB:3.29
WHIP:1.40


2020年

防御率:2.49
登板:12
完投:1
完封:0
勝利:5
敗戦:4
投球回:76
奪三振率:8.88
与四球:17
被打率:.238
K/BB:4.41
WHIP:1.11


2021年

防御率:1.65
登板:7
完投:2
完封:2
勝利:4
敗戦:2
投球回:49
奪三振率:10.10
与四球:5
被打率:.172
K/BB:11.00
WHIP:0.71


感想

怪我が多く通年通した活躍はできていないものの、投げた時の凄まじい投球でファンを魅了する左投手です。

ドラフト2位で阪神に入団。新人合同自主トレを視察した当時の金本監督が「打てないと思うよ」と大絶賛するなど当時から潜在能力を高く評価されていました。

1年目の4月の広島戦で7回を無失点に抑えプロ初勝利を挙げ、前半戦で6試合に登板して2勝3敗防御率3.63とまずまずの成績を残します。

ですが6月に左肩のコンディション不良で離脱するとそのままシーズンを終えてしまいます。


2年目の2019年も開幕に間に合わず5月が初登板となりました。ですがこの年は途中から先発ローテに定着し、19試合に登板することができました。

この年は好投するも打線の援護に恵まれず、勝ち星は伸びなかった1年となりました。


3年目の2020年も開幕に間に合わなかったものの、10月の巨人戦でプロ初完投勝利を挙げ、先発の一角として合流後は好成績を残します。
(12試合 5勝4敗 防御率2.49)


4年目の2021年も開幕に間に合うことはできませんでした。それでも優勝争い真っ只中の9月に復帰するとそこから2ヶ月間圧巻の成績を残します。

特に9月25日の巨人戦・10月2日の中日戦で2試合連続完封勝利を挙げた時は全ての阪神ファンが「投げられる髙橋遥人が球界No. 1投手だ」と思ったことでしょう。

ただ首位のヤクルト戦では攻略されてしまいそこは今後の課題となってしまいました。


選手としての特徴は何よりも三振が取れることでしょう。
(通算奪三振率:9.42 通算K/BB:3.81)

チーム奪三振数はリーグ最下位(2021年:986個)と打たせて取るタイプの投手が多い阪神にとって、三振が取れる髙橋選手は貴重な存在です。

そして四球で崩れることがないのも魅力の1つです。

優勝争いが激しかったシーズン最終盤で5個しか四球を与えなかったのは立派なものです。

また2021年のK/BBは11.00と登板数が少ないので、参考程度にしかならないですが異次元の数字です。


三振が取れて、四球で崩れないので長いイニングを投げられる、まさにエースのような投球を見せてくれる髙橋選手。

2021年のオフにも左肘のクリーニング手術を受けています。

それでも契約更改後のコメントで「来年は最初からチームの力になれるようなシーズンにしたいです」と語っているので、順調にいけば開幕には間に合わせることができると見て良いでしょう。

球界を代表する選手からも褒められまくっている髙橋選手が1年間フルで投げる姿が見られる日を楽しみにしています。



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ありがとうございました。

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