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ラオウに続け!覚醒待たれる中堅選手4選!

こんにちは!かったーです!

プロ野球でリーグ優勝を果たすにはレギュラー陣の安定的な活躍控えの層の厚さなどが必要になってきます。

それに加えて、”良い意味での誤算”が必要だと昨シーズンのプロ野球を見ていて感じました。


開幕前の時点でヤクルトの奥川選手やオリックスの宮城選手がここまでの活躍を見せると予想していた人は少なかったでしょう。

このような若手のブレイクが”良い意味での誤算”の代表例でしょう。

その他にもこれまで燻っていた中堅選手の覚醒も”良い意味での誤算”に含まれます。

ヤクルトの塩見選手・オリックスの杉本選手がその代表です。


私が応援している阪神タイガースは年齢層が非常に若く、井上選手や小幡選手といった期待値の高い若手が各ポジションに控えて注目を集めています。

ですが今回は”良い意味での誤算”を生んでくれるかもしれない、覚醒待たれる中堅選手にフォーカスを当てたいと思います。


今回は髙山選手・江越選手・陽川選手・原口選手の4名を紹介していきたいと思います。


髙山俊

通算成績
打率:.253
試合:429
安打:320
本塁打:20
打点:135
盗塁:21
出塁率:.301
長打率:.358
OPS:.660
得点圏:.285
失策:10

2016年の新人王でありながら、ここ数年は苦しみ続けています。

2021年は1軍出場なしに終わり、今シーズンは野球人生をかけた1年になるでしょう。

守備や走塁でアピールできる選手ではないので、ヒットをいかに量産できるかに掛かっていると言っても過言ではないでしょう。

新人時代を知る今岡さんがラジオで「キャンプ初日のバッティングが想像以上だった」と発言しているのを見ると阪神ファンとしてはどうしても諦めることができません

キャンプ・オープン戦でのアピールから1軍に滑り込み、代打で結果を残していくことが最初の目標になるでしょう。

シーズンが終わった時に復活を果たした選手として取り上げられる姿を期待しています。

髙山選手に関してはこちらの記事でもまとめているのでご覧ください↓


江越大賀

通算成績
打率:.191
試合:310
安打:84
本塁打:13
打点:38
盗塁:19
出塁率:.252
長打率:.334
OPS:.586
得点圏:.182
失策:6

身体能力抜群でトリプルスリーも狙える逸材だと言われ続けてきました。

当たった時の飛距離・高いレベルの守備力と脚力を持ち合わせた選手で、近年は守備固めや代走での出場機会が中心となっています。

1軍での打席数は年々減っていき、2019年以来ヒットを打てていません。
(2019年打席数:16 2020年打席数:13 2021年打席数:3)

ただ昨シーズンの2軍では2試合連続ホームランを放ったり、平田2軍監督に「ビッグフライ、江越さんや」と言わしめる特大弾を放ったりと随所に打撃でのアピールはありました。

昨シーズン終盤の阪神打線を考えると「1軍でチャンスを与えてみても面白いんじゃないかなあ」と勝手に思っていました。

守備走塁の実力は首脳陣に認められているはずなので、1軍ベンチにいる機会は他の3人よりは多くあると思います。

打力をアピールする機会が少ないので、そのチャンスを活かして塩見選手のような覚醒を果たしてもらいたいですね。


陽川尚将

通算成績
打率:.220
試合:256
安打:137
本塁打:22
打点:87
盗塁:7
出塁率:.288
長打率:.380
OPS:.668
得点圏:.274
失策:8

2020年にキャリアハイとなる8本塁打を記録し、2021年は更なる飛躍が求められたシーズンでした。

ですが佐藤選手の登場により出場機会を減らし、少ないチャンスで活躍することができず、成績を落としてしまいました。

陽川選手の持ち味はなんといっても長打力です。同学年で昨年覚醒したオリックスの杉本選手と被ります。

その杉本選手と同じモデルのバットを発注してもらうなど、本人も大きく意識しているはずです。


昨シーズンから考えられる阪神の課題の1つに代打陣が挙げられます。

特に右の代打として期待されていた原口選手が成績を落としたため、右で打力があるタイプの控え選手が少なかった印象です。

まずはこの代打枠を原口選手・小野寺選手・豊田選手らと争うことになると思います。

年齢が30歳を越えているので、必然とチャンスは少なくなってくると思いますが、1軍での経験を活かしてアピールをしてもらいたいですね。


原口文仁

通算成績
打率:.275
試合:409
安打:226
本塁打:23
打点:123
盗塁:1
出塁率:.351
長打率:.408
OPS:.759
得点圏:.288
失策:10

超変革の申し子として2016年シーズンには打率.299 11本塁打を記録し、一時期は正捕手筆頭候補にまで上り詰めました。

ですが梅野選手が正捕手として定着し始めると捕手としての出場は減り、代打の切り札的存在としてチームを支えます。
(2018年の代打安打数23は右打者としての球団記録)

捕手としてのこだわりが強い選手で一塁手としての出場が増えてきても捕手としての練習を続けて、第3捕手として1軍に帯同し続けることはできていました。


2021年は主に代打としての出場が中心でしたが、前年を下回る打撃成績となってしまいます。

捕手としての出場も途中出場の3試合にとどまり、悔しいシーズンだったと思います。

2021年オフの秋季練習からは捕手としてのこだわりを捨て野手にコンバートすることを決意し、外野でノックを受けるシーンが見受けられました。

春季キャンプにもキャッチャーミットを持っていかないと発言しており、捕手原口とは完全に決別するシーズンになりそうです。

これまでは第3捕手として打撃成績が振るわなくても1軍に帯同することはできていましたが、今年はそうはいきません。野手の1人として打撃でアピールできなけれな一気に苦しい立場となってしまうでしょう。

2軍キャンプで野手としての守備力をみっちりと鍛えて、両翼争いに割り込んできてもらいましょう。


最後に

2022年の阪神は昨年と比べて大きな補強がなく、現有戦力の底上げが求められます。

普段は若い選手にフォーカスが当たりがちではありますが、今回取り上げた中堅選手たちにも注目して、より一層阪神タイガースのことを知ってもらえれば幸いです。

彼らが”良い意味での誤算”になってくれることを期待しています!



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選手1人にフォーカスを当てた記事はこちらです↓

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