【3/25対ヤクルト1回戦●】まさに天国と地獄…。悪夢の開幕戦を振り返る…。
こんにちは!かったーです!
ついにプロ野球が開幕しました!
オープン戦同様試合振り返り記事を出来るだけ投稿していこうと思っているので、阪神ファン・プロ野球ファンの皆さんの振り返りに使っていただけると幸いです。
今回は阪神VSヤクルト1回戦の様子を阪神ファン目線で振り返っていきたいと思います。
個人的に気になった選手・気になったポイントをまとめていくので、是非読んでいってください!
この試合は阪神ファンにとって振り返りたくない試合となってしまいました…。
余談ですが試合終了後すぐにこの記事を書き始めるつもりだったのですが、ショックすぎて野球から離れて寝てしまいました(笑)
少し投稿のタイミングが遅れていると思いますが許してください。
スコア
スタメン
野手成績
投手成績
気になった選手
藤浪晋太郎
阪神の開幕投手は2年連続で藤浪晋太郎選手。
長年復活が期待されながらも苦しんでいる選手でいろんな意味でこの登板に注目が集まっていました。
オープン戦では1度打ち込まれた試合があったものの、多くの試合で安定感を見せ復活の兆しは感じられていたので、個人的にかなり期待していました。
結果は7回 110球 被安打6 奪三振7 与四死球3 失点3と開幕投手としては十分な投球を見せてくれました。
初回に先頭の塩見泰隆選手に二塁打を打たれ、山田哲人選手に変化球が抜けて死球を与えてしまい、大崩れしてもおかしくない中で最小失点で切り抜けることができました。
その後も適度に球が荒れランナーを背負いましたが味方の大量援護に守られて7回3失点でまとめることができました。
コースびたびたに決まる投手も攻略しにくいですが、藤浪選手のように荒れ球が多い投手も攻略しにくいはずで、これが藤浪選手の武器です。
また村上宗隆選手に3球連続でカーブを投じ、その後のスプリットで空振り三振を奪ったシーンが印象的です。
キャンプ期間中からカーブを投じるシーンが見られこのおかげで投球の幅が広がったように感じます。
その成果が出た印象的なシーンでした。
少しカーブを投げる時に緩むのが気掛かりですが、今後も武器にして欲しいです。
試合後藤浪選手は
とコメントしています。開幕戦という緊張感の中で粘ることができたのはまさしく藤浪選手の実力でしょう。
このような投球を継続してもらってチームを支えて欲しいですね。
糸原健斗
オープン戦最終戦に5番で起用され物議を醸した糸原健斗選手が開幕戦でどのような活躍を見せるのかに注目していました。
同点で迎えた3回2アウト2・3塁からライトオーバーの勝ち越し三塁打を放ち5番起用に応えて見せます。
小川泰弘選手の甘くなった変化球を思い切り引っ張って三塁打を放ちます。
この日は4打数2安打2打点と打順はともかくオープン戦でなかなか結果が出てなかった中で、このように結果を残せるのは流石ですね。
143試合全ての試合で打順が固定されるとは思わないので、どんな打順でも仕事をしてくれる糸原選手の存在は阪神に欠かせない存在だと思います。
糸井嘉男
この日1番目立つ活躍を見せたのは40代で開幕スタメンの返り咲いた糸井嘉男選手です。
まずは第1打席。
1点を追う2回裏ノーアウト1・2塁の場面でセンター前への同点タイムリーを放ちます。
続く第2打席でもレフトへタイムリーヒットを放ち、変化球・ストレートどちらにも対応する姿を見せます。
極め付けは第3打席で大下佑馬選手の初球を振り抜き特大のツーランホームランを放ち、3安打4打点の大暴れとなりました。
キャンプ序盤から若い選手に混じって練習をフルでこなしていき、オープン戦でも結果を残して掴んだ開幕スタメンで即結果を出す最年長選手の姿に感動してしまいました。
それだけに勝たないといけない試合だったなあといまだに感じます。
試合後矢野監督は
とコメントしています。
開幕即訪れたこの嫌な流れを乗り越えていくためには経験豊富な糸井選手の力が必要です。
このような活躍を毎試合とは言わないので、定期的にしてください。お願いします。
気になったポイント
相手の作った隙をつく鮮やかな攻撃
3回の3点と4回の4点にはいずれもヤクルトの小さなミスが絡んでいます。
3回1アウト1塁の場面でマルテ選手がサードゴロを打ちます。
この打球がマルテ選手が手を抜かなかったこともあって併殺崩れとなります。
ここから5連打で一気に3点を取ることができました。
4回は2アウト2塁の場面で糸原選手が深いショートゴロを打ちます。
これをショート長岡選手はサードに送球するのですが、村上選手がタッチしにいった時にグローブからボールがこぼれてしまい、本塁生還を許してしまいます。
安打を集中させたことももちろん凄いのですが、このような相手のミスに付け込む鮮やかな攻撃を今後も期待したいです。
継投
ここまでは開幕戦の”天国”要素を振り返ってきましたが、ここからは”地獄”要素を振り返っていきたいと思います。
藤浪選手の後を継いで8回にマウンドに上がったのは齋藤友貴哉選手でした。
先頭の山田哲人選手を空振り三振に仕留めた後、村上宗隆選手に四球を与えたところから雲行きが怪しくなってきます。
制球が定まらず梅野隆太郎選手の要求通りにはなかなかいかない状態で、甘く入ったストレートをサンタナ選手にバックスクリーンまで運ばれてしまいます。
齋藤選手といえば最速158キロのストレートが魅力で多少荒れながらも力で押し込んでいくタイプの選手です。
ですがこの日の齋藤選手は制球が定まらないどころか球速も140キロ台で力強さが感じられませんでした。
2イニングの予定で力を温存していたのか、それとも単純に調子が上がらなかったのか要因は分かりませんが、力のないストレートが甘く入れば「そりゃそうなるよなあ」というのが素直な感想です。
サンタナ選手に本塁打を打たれた段階で阪神3点リードの状況です。
ここから切り替えることができれば良かったのですが、続く長岡秀樹選手にヒットを打たれてしまいます。
オスナ選手にはボール球を振ってくれたおかげで助けられましたが、ここで岩崎優選手にスイッチします。
おそらく村上選手に四球を与えた段階で準備を始め、本塁打を浴びた段階で登板に向けて本格的に肩を作り始めたはずです。
その準備が整ったのがオスナ選手の後だったということでしょう。
ですが岩崎選手はキャンプから調整が遅れていてなんとか開幕に間に合った印象で、しかもこのような緊急登板で気持ちを作るのも難しかったはずです。
そのせいか岩崎選手の球も球速が出ておらず、持ち味のキレも素人目で感じられませんでした。
藤浪選手・齋藤選手と荒れ球の投手を相手にしていたヤクルト打線にとっては荒れないキレのない球は打ちやすく感じたはずです。
濱田太貴選手・内山壮真選手・塩見泰隆選手に3連打を浴び。2点を失ってしまいました。
嫌な雰囲気・1点差・来日初登板・日本一チームのクリーンアップが相手とかなり酷な状況でケラー選手がマウンドに上がらないといけなくなり、正直逆転される予感はしていました。
結果は先頭の山田哲人選手にソロホームラン、村上宗隆選手に繋がれた後サンタナ選手にツーランホームランを打たれ逆転されてしまいました。
山田選手・村上選手・サンタナ選手・長岡選手と4人続けてカーブを打たれており、打者から完全に見抜かれていたことがうかがえます。
単純にケラー選手の調整不足もあると思いますが、その状況でカーブを多投したところはバッテリーで反省しなければいけないでしょう。
青柳晃洋選手・ガンケル選手・岩貞祐太選手ら出遅れた選手が戻ってくれば中継ぎの枚数も揃えることができるので、この苦しい時期をなんとか踏ん張って耐え忍んでもらいたいなあと思っています。
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