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”虎のラオウ”におれはなる!江越大賀のキャンプでのアピールをまとめてみた!

こんにちは!かったーです!

高い身体能力を持ち、トリプルスリーも狙える逸材として長年阪神ファンが待ち続けているのが江越大賀選手です。

気づけば大卒8年目を迎えており、中堅選手と呼ばれる年齢に突入しています。

先ほど阪神ファンが待ち続けていると言いましたが、中には「江越にはもう期待してないよ〜!」という阪神ファンも出てきているようにも感じます。


そんな江越選手ですが、このオフに昨年大ブレイクを果たしたオリックスの杉本裕太郎選手と自主トレをおこない、打撃フォームをアッパー気味に変更してキャンプに臨んでいます。

まだまだ荒削りなところは見られますが、「ついに覚醒か!?」と思わされる結果を実戦で残しています。

そこで今回は江越選手がこのキャンプでどんなアピールを見せているのかをまとめていきたいと思います。


プロフィール

江越大賀(えごし たいが)
ポジション:外野手
投打:右投右打
身長:182cm
体重:83kg
生年月日:1993年3月12日
経歴:長崎・海星高→駒澤大
ドラフト:2014年ドラフト3位


通算成績

打率:.191
試合:310
安打:84
本塁打:13
打点:38
三振:185
四球:30
盗塁:19
出塁率:.252
長打率:.334
OPS:.586
得点圏:.182
失策:6


キャンプでの江越選手

キャンプ初日のフリー打撃でアッパー気味の打撃フォームから柵越えを連発する江越選手の姿を見て、「おっ!」と思わされました。
(79スイング中12本の柵越え。うち8本はセンターからライト方向へ。)

まだミスショットもありましたが、練習段階のアピールとしては注目したくなる内容でした。

江越選手は「強く低い打球を、ゴロじゃないですけどライナーで角度的には15度ぐらいで意識している」とコメントしており、高い放物線を描く柵越えを追い求めるのではなく、1番は鋭いライナー性の打球を追い求めているようです。


江越選手の最大の課題は”ミート力”だというのは素人が見ても明らかです。

確かに我々ファンは江越選手の柵越えを見てワクワクしていますが、目指すべき姿は杉本選手のような本塁打王ではなく、ヤクルトの塩見泰隆選手やDeNAの桑原将志選手のようなタイプだと思います。

そこを冷静に意識して練習を積んでいるのも今年の江越選手に期待が持てる理由の1つでしょう。


実戦で大きなアピールができたのは日本ハムとの練習試合です。

日本ハムとの1試合目の練習試合ではノーヒットに終わってしまいましたが、11日におこなわれた2試合目では8番レフトでフル出場し、2安打を放ちました。

1本目は直球をレフト前に運び、2本目は三塁手のグラブを弾く強烈な打球を放ち、ボールが転がる間に二塁を陥れました。

打球の強さだけでなく、隙をつく走塁でもアピールを重ねることができました。


そしてこの記事を書こうと私を決意させるぐらい強烈なアピールをしたのが15日におこなわれたシート打撃です。

1打席目に昨年最多勝の青柳晃洋選手と対戦し、2球目の甘めのボールを左中間へ運ぶ二塁打を放ちます。

ファーストストライクを1発で仕留められたのも評価できるポイントです。

また解説の高代延博さんが「ストライクからストライクになるような落ちる球は下から出てくる打撃フォームとあうと思う」と解説していたのが印象的でした。

投手が常にコースびたびたに決められる訳ではないので、その失投を見逃さなければある程度数字が残ると思います。


2打席目には岩貞祐太選手と対戦し、3ボール1ストライクからの4球目を仕留め、スリーランホームランを放ちました。

岩貞選手が制球を乱している中で、スリーボールになったあとの球を見逃しませんでした。

このホームランについて江越選手は「練習でやっている打撃がそのままできたと思う。(本塁打は)カウント3ー1で、ファウルにせずに1球で仕留められたのはよかった」とコメントしており、練習で取り組んでいることを実戦で発揮できたようです。

さらには大山悠輔選手の放ったレフトへの大飛球をフェンスにぶつかりながら捕球するなど、持ち前の守備力も発揮し野手の中ではこの日1番目立っていたと言っても過言ではないでしょう。

シート打撃後矢野監督は「打てればすごい選手なので自信にしてほしい。守備と足は一番かなというレベルにある。危機感を持ってやっていると思う」と評価するコメントを残しています。


打撃に守備に強烈なアピールがこの日はできたものの、まだまだアピールが必要な選手であることに変わりありません。

阪神の課題の1つである両翼を埋めてくれる存在に江越選手がなっているかもしれません。

阪神ファンの皆さんはワクワクしながら江越選手のアピールに注目していきましょう!



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