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【3/27対ヤクルト3回戦●】ルーキー桐敷初先発!援護したかったが2試合連続完封負け…

こんにちは!かったーです!

今回は3月27日におこなわれた阪神VSヤクルト3回戦の様子を阪神ファン目線で振り返っていきたいと思います。

阪神が開幕3連敗を喫した試合で阪神ファンとしては振り返りたくない試合ではありますが、現実を受け止めるためにも目を逸らさず振り返っていきたいと思います。

個人的に気になった選手・気になったポイントを挙げていくので、阪神ファン・プロ野球ファンの皆さんに楽しんでいただければ幸いです。


スコア

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スタメン

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野手成績

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投手成績

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気になった選手

桐敷拓馬

開幕2連敗の嫌な流れの中マウンドに上がったのはドラフト3位ルーキー桐敷拓馬選手でした。

新人選手の初先発ということでもっと良い流れで登板させてあげたかったのが本音でしょう。

結果は5.0回 94球 被安打8 奪三振5 与四球1 失点3と前日の小川一平選手同様、3巡目に攻略されてしまいました。


初回1アウト1・3塁のピンチを背負いますが4番村上宗隆選手をインコースのツーシームでセカンドゴロ併殺打に打ち取ることができました。

2回サンタナ選手にインコースのストレートをスタンドに運ばれてしまいますが、その後も持ち味である打者の内角を突いていく投球でヤクルト打線を抑えていきます。

またスリーボールになる場面は多々あったのですが、四球で崩れることはなく自滅しそうにないのも評価できる点でしょう。


3巡目を迎えた6回はヤクルト打線に攻略されてしまった印象で、山田哲人選手・村上宗隆選手に連続でタイムリーを浴び、6回途中で降板となってしまいます。

試合後桐敷選手は

「ピンチはあったんですが、併殺を取ることができたりと、自分らしい粘りのピッチングはできたのかな」

と振り返っています。

矢野監督は

▼小川も桐敷も3巡目につかまった 
それは先発投手の永遠のテーマ。投手は疲れる。打者は目が慣れる。配球は全部出し尽くしている3巡目は、課題があって当然。でも、いい投手はそこでまだ引き出しがあったり、まだ余力があったりする。

3巡目の難しさをコメントすると同時に小川選手・桐敷選手にこの課題を乗り越えていって欲しいという思いが感じられます。

おそらくシーズン終盤であれば、小川選手も桐敷選手も5回で交代していたと思います。

3巡目の難しさを体感してもらい、成長を促したのでしょう。


とはいえ三振を奪え四球で崩れなかっただけで新人のデビュー戦としては上々だったと言えるのではないでしょうか。

3巡目の難しさは誰もが感じるところだと思うので、焦らずじっくりと課題と向き合って欲しいです。


ガンケル選手が2軍戦で先発しており、状態次第では来週の巨人戦からの復帰もあり得そうです。

そうなると小川選手か桐敷選手のどちらかが中継ぎに回ると思います。

次回登板がどんな場面になるか分かりませんが、桐敷選手には戦力として今年1年間阪神を支えて欲しいですね。


マルテ

阪神打線はヤクルト投手陣に23回連続無得点と抑え込まれてしまい、野手陣の良いところが少なくなっています。

そんな中で数少ない野手陣のポジ要素として挙げられるのがマルテ選手の2安打でしょう

マルテ選手は開幕戦・2戦目とノーヒットで終わっており、それだけでなく4三振・0四球と持ち味が全く発揮されていなかったので多くの阪神ファンが不安を抱いていたはずです。


1打席目・2打席目と高梨裕稔選手のストレートを逆らわずにセンター前ヒット・ライト前ヒットを放ちチャンスを演出してくれました。

また第3打席に死球を受けたのですが、その時の鋭い眼差しが印象的で徐々にマルテ選手の存在感が増してきたように感じます。

まだ開幕3戦目の段階なので、結果が出る出ないよりも存在感があるかどうかの方が大切だと思っています。

ひとまず存在感を感じることができてファンとしては一安心です。

後は際どいボールを見極めて四球を選ぶ姿が見られれば、もうマルテ選手は万全でしょう。

阪神打線全体が苦しい状況なので、持ち味を発揮した”完全体”マルテ選手が救世主になって欲しいなあと思っています。


齋藤友貴哉

結果として開幕カード3連敗の悪い流れのきっかけを作ってしまった齋藤友貴哉選手が2番手としてマウンドに上がりリベンジを果たしました。

3点目を奪われた桐敷選手の後を継いでノーアウト1・2塁のピンチからマウンドに上がります。

いきなり迎えたのは開幕戦に本塁打を浴びたサンタナ選手で最速151キロのストレートと140キロ後半のスプリットを武器に三振を奪います。

続く長岡秀樹選手も空振り三振・オスナ選手も見逃し三振に打ち取り、三者連続三振でリベンジに成功します。


開幕戦の齋藤選手は球速が全然で出ておらず、投球フォームもどこが恐る恐る投げているように見え、打たれるのも仕方ないように感じていました。

ですがこの日の齋藤選手はストレート・変化球ともに球速が上がりフォームもダイナミックに見え、どこか吹っ切れたように感じます。

このように能力は勝ちパターンでも通用する選手だと思うので、苦い経験を糧に1軍に生き残ってもらいたいですね。


気になったポイント

23回連続無得点

3月25日の開幕戦、阪神打線は4回までに14安打8得点と猛攻を見せました。

ですがこの次の回から23回連続無得点に抑え込まれてしまい、開幕戦の勢いは全く感じられません。

開幕戦の負け方と高橋奎二選手のインコース攻めに狂わされたのが原因かなあと個人的には思っています。


どこのチームも同じなのかもしれませんが、阪神打線は勢いのないところから勢いを生むのがかなり苦手なように感じます。

一度消えてしまった火を再点火するのが苦手なイメージです。

また2月末に2軍キャンプでクラスターが起こったことで、2軍の野手を1軍で試せなかったことが地味に響いていそうです。

過ぎたことを言っても仕方がないので、なんとか起爆剤になってくれる選手が出てきてくれることを願っています。


中継ぎ候補の実力は問題なし

開幕戦に齋藤友貴哉選手・岩崎優選手・ケラー選手が打ち込まれた影響で阪神の中継ぎ陣に不安を感じた人も多いと思います。

ですが2戦目の小野泰己選手・湯浅京己選手、3戦目の齋藤友貴哉選手・石井大智選手・浜地真澄選手はアチアチのヤクルト打線を相手に三者凡退で抑えており、十分彼らの実力は通用しそうです。

ビハインドでの登板がほとんどなので、プレッシャーが大きくかかる場面でどうなるかは分かりませんが、彼らの中から今シーズン勝ちパターンに定着する選手が出てくる可能性は十分ありそうです。


悪い流れに飲み込まれている

この3連戦の感想を一言でまとめるとこうなります。

開幕戦の負け方で生まれた悪い流れに全員が飲み込まれている印象です。

この試合でも2アウトからのチャンスだったり、9番桐敷選手からの攻撃が2度あったり、良いあたりが野手の正面に飛んだりと巡り合わせにも見放されてるなあという印象です。

この悪い流れを断ち切る何かが生まれれば、スタメン野手にヒットは出ているので、上手く回っていくようになると信じています。


今の阪神は主力が揃いきっていない段階なので、なんとか踏ん張らなければなりません。

主力が合流した時には借金が多過ぎてどうしようもないという状況にならないよう、5割近辺を目標に踏ん張って欲しいですね。



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