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野球コラム

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2022年4月の記事一覧

戦力外から、育成選手から這い上がってきた"なべじい"の登板機会を振り返る

こんにちは!かったーです! 開幕から苦しんでいる阪神の中で、淡々と与えられた場面を抑え続けている選手がいます。 ”なべじい”こと渡邉雄大選手です。 昨年ソフトバンクを戦力外になった苦労人で阪神が育成選手として契約し、開幕前に支配下契約を勝ち取った選手です。 開幕後は貴重な変則左腕としてワンポイントのみならず1イニングを任される場面もあり、9試合に登板して防御率0.00を維持しています。 (4月24日終了時点) そこで今回は渡邊選手の全ての登板機会を振り返っていきたい

チームのためにフル回転している”一平ちゃん”の登板機会を振り返る!

こんにちは!かったーです! 阪神タイガースは開幕してから波に乗り切れないまま、26試合を消化し5勝20敗1分と苦しんでいます。 阪神ファンとしては試合を追いかけるのが辛い日々が続いていますが、勝敗だけに捉われずにポジ要素を探してみると意外に沢山存在します。 その1つが小川一平選手の活躍です。 大卒3年目と若い選手ではありますが、チーム事情でいろんな役回りをこなしており、その中で好投を見せています。 そこで今回は小川一平選手のこれまでの登板機会を振り返っていきたいと思

”令和の怪物”が完全試合を達成した日、広島県福山市で

2022年4月10日、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希選手が”28年ぶりの完全試合・プロ野球新記録の13者連続三振・プロ野球タイ記録の1試合19奪三振”を同時に達成し、プロ野球の歴史に名を刻みます。 佐々木選手の圧倒的なピッチングに全ての野球ファンが酔いしれた日、同じ高卒3年目の選手が広島県福山市でもがき苦しんでいました。 阪神タイガースの西純矢選手です。 ウエスタンリーグ対広島戦に先発し4.2回 101球 被安打5 奪三振8 与四死球5 失点3とピリッとしない投球内容

セ・リーグの先発投手をまとめる(4月18日終了時点)

こんにちは!かったーです! 以前パ・リーグの先発投手をまとめた記事を投稿しました。 各球団のチーム事情が垣間見える記事になり、作りながら楽しむことができました。 そこで今回は先発投手まとめのセ・リーグ編をお送りします。 括弧内の順位はセ・リーグ内での順位です。 先発投手としての成績のみをまとめています。 また数字はこちらを参照しています↓ 東京ヤクルトスワローズチーム成績 先発防御率:3.75(5位) QS率:57.89%(4位) 個人成績(8人) 高橋奎

パ・リーグの先発投手をまとめる(4月12日終了時点)

こんにちは!かったーです! ペナントレースが開幕して約3週間が経ち、各リーグ対戦カードが1回りしました。 開幕ダッシュに成功した球団・もがき苦しんでいる球団などいろんなチーム状況がありますが、個人的に気になっているのがパ・リーグの投手力の高さです。 そこで今回はパ・リーグ6球団の先発投手の成績をまとめていきたいと思います。 4月12日終了時点の個人成績をまとめていくので、「この選手がこんな成績を残してるんだあ」と知ってもらえれば幸いです。 またパ・リーグの先発投手の

千葉ロッテマリーンズの先発投手が凄いらしい

こんにちは!かったーです! 先日千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希選手が完全試合を達成し、プロ野球の歴史に名を刻みました。 キャンプ・オープン戦の頃から”令和の怪物”に注目が集まっていたロッテの先発陣ですが、開幕から13試合が終了した時点でパ・リーグの中でずば抜けた成績を残しています。 そこで今回はロッテの先発陣を13試合の登板内容をまとめながら振り返っていきたいと思います。 ここまでの全試合の先発投手をまとめていくので、プロ野球ファンの皆さんにロッテ先発陣の凄さが伝わ

“令和の怪物“佐々木朗希 完全試合達成!(13者連続奪三振・1試合19奪三振のおまけ付き)

千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希選手が4月10日のオリックス戦で”28年ぶり歴代16人目の完全試合・プロ野球新記録の13者連続奪三振・タイ記録の1試合19奪三振”を達成しました。 いや、もう、凄すぎて言葉が出ません。 最速164キロのストレートは終盤になっても威力が落ちることなく、最後まで打者を圧倒し続けました。 平均球速も159.8キロと異次元の数字が残っており、フォークの平均球速も146.2キロで打者がクルクルしちゃうのも仕方がないでしょう。 また投球の90%前後

髙山俊・島田海吏・岩貞祐太が1軍合流!3人に期待すること!

こんにちは!かったーです! 阪神タイガースは開幕から12試合が終了し1勝10敗1分とかなり苦しんでいます。 一時期よりは改善されてきたものの、投手陣・野手陣ともに不安な要素が見受けられ、何とか立て直していく必要があります。 そんな中で4月9日に2軍から髙山俊選手・島田海吏選手・岩貞祐太選手が小野寺暖選手・長坂拳弥選手・小野泰己選手との入れ替えで1軍昇格を果たしました。 そこで今回は私が思う3選手に期待することをまとめていきたいと思います。 髙山俊プロフィール 髙山

”代役守護神”から”真の守護神”へ(湯浅京己の登板内容を振り返る)

こんにちは!かったーです! 今シーズンの阪神は開幕ダッシュに失敗してしまい現時点で大幅な借金を背負ってしまっています。 その要因の1つにスアレス選手の退団による抑えの不在が挙げられます。 開幕当初は新外国人ケラー選手が抑えを務めていましたが、2試合連続で打ち込まれてしまい、現在は2軍調整中となっています。 そんな中で矢野監督から”代役守護神”に指名されたのが4年目22歳の湯浅京己選手です。 腰の怪我に悩まされプロ入り後長くリハビリをしていた選手ですが、今年のキャンプ

救世主求む!阪神2軍で好調な野手をまとめてみた!

こんにちは!かったーです! 阪神タイガースは開幕から未勝利のまま9連敗を喫し、非常に厳しい空気が漂っています。 そんな中主力として計算されていたマルテ選手が”右足のコンディション不良”で登録抹消され、さらには佐藤輝明選手に本塁打が出ていなかったり、下位打線の成績が低調だったりと打線に活気がありません。 そこで今回はこの重苦しい空気を打破してくれるような2軍で好調な野手陣をまとめていきたいと思います。 大前提として私個人の意見としては野手陣よりも投手陣の方が深刻な状態だ