樽前山(ご来光目的)
その日は夕方から昼寝をして、夜目覚めてしまい、全然眠くなく体力を持て余していたのでご来光登山に挑戦してみようと「樽前山」に行くことにした。
早速、天気予報をチェックして見ると樽前山の明け方の天気は晴れマークで午後から曇りマークだった。天気良し。
あとは自宅から樽前山までの時間+登頂時間を計算するとこれから向かってもご来光に間に合う。時間良し。
ということで夜な夜な身支度を済ませ、樽前山に向けて出発!
まだ暗い3時に樽前山7合目登山口に到着すると同じ目的であろう車が7〜8台止まっていた。
すぐに準備を済ませ、ヘッドライトを装着してヤマレコの起動させて登山開始。
登り始めると辺りは朝靄に包まれていたが、一時的なものと思って歩を進めていたが、朝靄はなかなか濃いもので山頂部が見えないほどだった。
嫌だな嫌だな(稲川淳二風)と思いながらさらに歩を進めるも朝靄の状況は変わらず。
山頂部に近づいてきて、日の入り時間少し前に樽前山東山に到着するも朝靄は消えず・・。
「これ朝靄じゃなくガスやん」と瞬時に状況を把握した。
山頂部で日の入り時間を迎えるも一向に視界は晴れない。
私の頭の中ではこんなのを想像していた。
しかし、現実は・・
完全にガスの中にいるのだと理解した。
上記にあるご来光が拝めていたなら、さらに歩を進めて「風不死岳」までの縦走か「樽前山外周周り」をしようと思っていたが、このガス状況の中、そんな気分にもなれず即撤退することにした。
不貞腐れながら下山開始すると、私と同じご来光目的なのか、それとも普通に早朝から登山しているだけなのかわからなかったが数名の登山者とスライドした。
「山頂は真っ白ですよー!」と伝えたかったが、黙って下山に集中した。
そうこうしてるうちに無事に登山口までまで戻ってきた。
そそくさと着替えを済ませ、自宅に帰ることにした。(この時朝方5時)
札幌まで帰る道中に「早朝にちょっと散歩しただけ」と自分に言い聞かせ、残念な気持ちで帰ったとさ。
またリベンジだな。終わり。