見出し画像

2019年に実施したワークショップふりかえり(一般向け)

今年一年、どんなワークショップを実施したかなと実施当時を思い返しながらふりかえってみたいと思います。
まずは一般向けのイベントとして実施したものを以下の3つのカテゴリに分けてふりかえってみます。

・サービスデザインクエスト
・リズムタイプ
・エイマエダカツタロウ

この記事は「ワークショップデザイン Advent Calendar 2019」の1日目となります。

まずはサービスデザインクエストとして開催したイベントになります。

サービスデザインクエストとは
サービスデザインクエストは「デザインのナレッジを、あらゆる職種の実務に織り込む」をテーマにした活動です。
「RPG感覚で楽しめるサービスづくり」をコンセプトに、サービスデザインの考え方やナレッジを様々な人たちに共有できる場を目指しています。

キャリアビジョンをみんなで描くワークショップ

周りで自分のキャリアになやんでいる、どのようにキャリアビジョンを描いていいかわからないという声が挙がっていて、その声に応えたカタチでデザインしたワークショップでした。
アトラエのデザイナーたけてつさんがつくった「デザイナーキャリアを描くためのテンプレート」をベースにしてプログラムしました。
この「デザイナーキャリアを描くためのテンプレート」を自分で描くための助走としてのワークショップでしたが、デザイナー以外の方々にも参加いただいて(中にはチームで参加いただいた方も)、キャリアビジョンをどう描いていくかのきっかけになり得たかなとは思います。

「デザインゲーム」を体験するワークショップ

Xデザインフォーラムで東海大学の富田先生が実施した「デザインゲームワークショップ」をアレンジしたワークショップ。
Xデザインフォーラムでのワークショップが楽しかったので、富田先生にお願いしてアレンジ版をデザインさせていただきました。
実験的な意味合いが強く、「プロセスを楽しむ」ことを目的としていたこともあったので、参加者の目的によっては消化不良があったかもしれません。
(ご参加いただいた方から「楽しめた」という声はもらったのですが

「サービスづくりの仲間探しをデザインする」ワークショップ

今年一年で一番思い出深いワークショップ。
自分のステータスを可視化することから自分の可能性に気づくことを目的の一つとしていました。
ある意味、自分自身が何を為したいのかをふりかえる機会となった場でした。ここでは「対話の可視化」についてもプログラムに織り込みました。
(この記事のヘッダー画像はこのワークショップで描かれたグラフィックレコードのイベントタイトルです)

素材を活かした可視化の調理法を探る - チームを巻き込むビジュアルドゥーイング

これから開催のワークショップになります。
ビジュアルランゲージ(グラフィックレコード)にどのような意図を込めるのか、受け手はどんな意味を得るのかなどなど。
ビジュアルランゲージによる対話を体験するイベント、ご興味持たれた方はご参加お待ちしています!


次にリズムタイプとして開催したイベントになります。
(主催はリズムタイプ以外も含みます)

WCAN mini 2019 Vol.1「『こんなプロジェクトはいやだ!』をいいね!にするカイゼン」

CSS Nite After Dark 2019 「『こんなプロジェクトはいやだ!』をいいね!にするカイゼン」

2018年末から3回開催したプロジェクト改善のワークショップ。
参加者自身に自分たちが改善の必要性を感じているプロジェクトについて対話してもらいつつ、改善を考えるというワークショップでした。
いま実施するのであれば、ボードゲームのプレイを交えてプログラムデザインする等、別のアプローチを取るだろうなと思います。

アイデアを引き出すワークショップをつくるトレーニング in Fukuoka

アイデアを引き出すワークショップをつくるトレーニング in Nagoya

【実務で使えるワークショップデザイン入門講座】アイデアを引き出すワークショップ in Osaka

福岡・名古屋・大阪と連続開催した「アイデアを引き出すワークショップ」、アイディエーションとワークショップデザインの2つの目的を持ったワークショップでした。
それぞれの実施でブラッシュアップのポイントが明確になったので、東京で平日開催できないかなと思っています。
(ニーズがあれば!

SDGs x サービスデザイン - 自分たちが描く未来を対話する

2030SDGsゲームをプレイし、その上でサービスデザインはこれからの未来を描くことと仮定し、参加者同士で「サービスデザイン」について対話する場として実施しました。

SDGs x LEGO - 自分たちが描く未来の世界をつくる

これから開催のワークショップになります。
2人のファシリテーターの共演で実施する、2030SDGsゲームをプレイした後、自分たちが描く未来の世界をレゴブロックを使って作りあげるワークショップになります。
ご興味持たれた方はご参加お待ちしています!


そして、エイマエダカツタロウとして参画、実施したものです。

みんなで読もう UIデザイン

共著で執筆した書籍「UIデザイン みんなで考え、カイゼンする。」の出版イベントとしてアクティブ・ブック・ダイアログ(ABD)をベースにプログラムしたワークショップ。
参加者にグループごとに書籍を読んでもらって要約・発表してもらい、それを著者がレビューするという内容でした。
こういった出版イベントは参加者と一緒に学べました。

ビジュアリゼーション マウンテン クエスト

清水淳子さん、臼井さんらによる呼びかけで可視化体験をベースに、みんなで発見を語り合うことで、複雑なビジュアリゼーションの世界を可視化するトライを行ったワークショップ。
企画側として参画し、当日のワークショップの一つをチームとして担当しました。
実験的なワークショップ、楽しかった!

「デザインゲームワークショップ」をリプレイする

Xデザインフォーラムで東海大学の富田先生が実施した「デザインゲームワークショップ」をリプレイした研究会。
富田先生にもご参加いただいて、実施後にフィードバッグいただけるという贅沢な場になりました。

PROTOTYPING AT THE SPEED OF THOUGHT - 思考の速さでプロトタイピングするトレーニング

XDユーザーフェスの中で「1時間で、かつXDも使って」というオーダーを受けてのプログラム。
プログラムデザイン時には、二転三転あったものの、カタチになったのではないかなと思います。XDを使う前のプロセスを考えるきっかけになってもらえればと思いました。

「チームになる」ための相互理解を体験する
「2030SDGsカードゲーム」でSDGsを体感する

UX MILK Festで、こちらも1時間枠で2つのワークショップの実施。
それぞれwevox values card、2030SDGsカードゲームを使ってのワークショップ、カードやワークショップに関心を持ってもらうきっかけになればいいなと思っていました。

サブファシリテーター、コーディネーターとして参画したイベントは他にもあるのですが、自分がファシリテーターとして実施したイベントに絞ってふりかえってみました。
ここで書いていないふりかえりもたくさんあるし、企画段階で実施に至らなかったワークショップもたくさんあるのですが、来年ももっといろんな場をつくれるといいなぁと思っています。

コーヒーを飲みながら書いていることが多いので、サポートいただけたらコーヒー代として使わせていただきます!