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7月の挫折、8月の決意

さすがに凹んだ。
ようやく参加標準タイムを切ってエントリーした京都選手権10000mだったのに、酷い体調不良で危険せざるを得なくなった。

30代最後の個人レースとして位置づけて、季節的に記録は狙えないとしても、記念レースとしてかなり楽しみにしていただけに、悔やまれてならない。

こういう時は、何とか良い風に考えるしかない!
そうだ!ランニングの神様がこう言っているに違いない。

「お前にとって、30代なんて何の区切りでもない。これからが本番だ。まだまだ走れ!」

そうだよね。30代前半で「もうガチランはいいかな。このレースでベストを出して引退しよう」と思って挑んだレースはどうしようもなく酷いもので、こんなんじゃ終われないと思わせてくれたランニングの神様!
そうですよね?これからですよね?

ということで、ネガティブだけど前向きでおなじみ(?)の私は、前に向いたのでした。

前にあるもの。
それはわかりやすい。

8月に40歳になる僕は、記念の意味も込めて、丹後ウルトラマラソンにエントリーしていた。

https://www.r-wellness.com/tango/

初出場となるこの大会。
60kmの部ではあるけど、慣れない距離。そもそも僕はフルマラソンをハーフマラソンで活きるスピード持久力の延長で押し切るタイプなので、長くなれば不利になる。
ただ、たとえば超苦手な1500mのように、努力ではどうしようもないほど苦手ではないと思っているし、まだまだ暑い9月の大会なので強みである暑さ耐性も活きるかもしれない。

そんな気持ちで、仲間内で開催された試走合宿に参加させてもらった。
暑い中での試走は地獄だったが、その後のバーベキューや海水浴、何より久々に仲間とゆっくり話せた時間がとても楽しかった。

それと同時に、仮に丹後ウルトラで優勝を狙う場合、他にも強いランナーの参加はあれど、“身内”にとんでもない強者が二人いることを再確認する。
ひとりはまさに長いほど強い、この春の某長距離レースで念願の優勝を果たしたコツコツ男!もうひとりは同じレースで何度も優勝したこともある「丹波のゴキブリ」の異名をもつフィジカルもメンタルも最強の男!
二人ともリスペクトするランナーなので、彼らが優勝した場合も祝福できるわけなんだけど、僕もできる限り挑みたい!

そんな僕が、今できることはただひとつ!コツコツと練習を積むこと。

というわけで、節目を迎えるこの8月に、自分自身にキツめのノルマを課してみた。

手帳に書いた8月のノルマ

具体的な練習スケジュールは家庭や仕事や天候の関係で上手くいかないだろうし、練習メニューを並べて「自由に」こなせる形をとった。

僕は、何もない休日だと泣きそうなくらい堕落するほど根が怠惰な人間だけど、何かを課されれば何とかしてこなそうとする責任感というか見栄っ張りのいうか、場合によっては強みとなる部分もある。

40代は偏った“性能”の自分を、思いっきり乗りこなしていこう!

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