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”逆かつり” 〜締切もないのにnoteを書く〜

noteってちょっと敷居が高い印象があります。

だから次の人やテーマを指定していってリレーしたらいいんじゃないかと言ってこういうことを今しています。いわさきといいます。よろしくお願いします。

腰は重いですが、たしかに今こうして書けてます、すごい!

一人目をつとめてくれた方のおかげですね、ありがとう。

最近読んだ興味深い本

北條くんが投げてくれた”最近読んだ興味深い本”というテーマを少しだけ変えさせてもらって、”読んでいない興味深い本”の話をしようと思います。

読みたい本というのはたくさんありすぎて、特に読書が苦手な身からするともう全然読み切れないです。 また大学にいるとどんどん興味が広がるので”読みたい本”なんていうのは無限に増殖していってしまう。

すごく読書が得意な人か、本にぜんぜん興味がない人を除いて、多くの人が読みたい本を全部は読めていないと思います。

でもよく考えると、1ページも読んでいないのにある本を ”読みたい!興味がある!” というふうに感じるのは不思議だなとも思います。

”読んでいない本”

読んでいない本についてはじめて考えたのはいつだろうかと考えましたが、わすれました。でも最近よく考えます。

読書について僕が好きな本はいま三冊あって、三冊とも読書をテーマにしながら”読まないこと”への言及がガツンと効いてます。

1 ショーペンハウエル「読書について」
2 ルイス・ボルヘス 「バベルの図書館」
3 ピエール・バイヤール「読んでいない本について堂々と語る方法」

まじで三冊とも一緒のことを違う語り口で話していると感じました。
そして読んでいないことと読んでいることの一般的な輪郭はあっさり崩れてゆくわけです。

1 「読書について」
読書のススメ的なスタンスで書いてある。読書とは自ら思考することとはビビッドに区別されるものである、他人の思考に飲まれるべからず、食事に気を使うように読みものを選び吸収することの健全さを保つべし。的なね。

2 「バベルの図書館」
SF小説の短編集に収録されている。”全ての文字列”が記された無数の(しかし有限の)本が限りなく(有限に)広がる図書館の話。”U=図書館”
http://libraryofbabel.info/)←←ウェブで書庫が再現されている

3 「読んでいない本について堂々と語る方法」
激ヤバ書籍。僕はこの本をまだ”読んでいない”けれど一応内容を説明すると、一人の人間に対して本というのはほとんど無限に存在し、全ての本は”読んでいない”に近似しうる(一般的な”全文読んだ”状態と”読んでいない”状態は全くもって対称を成さない)。それらについて語る方法は”創造者”に必要とされる”教養の制御”の方法であるという帰結。わかりづらい、、要は一冊目とスタンス近いってことです。
● 一般的な”読んでいない”を4つの状況に分類する”未読の分析”は以下のとおり。(:1,全く読んだことのない 2,流し読みした 3,人から聞いたことのある 4,読んだけれど忘れた)

参考 かまいたち トトロ見てない奴
https://www.youtube.com/watch?v=GonPXvzfY1o
(関係ないです)

読書と創造 〜内なる図書館〜

執筆中…

【企画】
パタン・ランゲージ”建築部門” 100個予想してみた!

アレグザンダー「パタン・ランゲージ」は建築学生であれば誰もが一度は耳にしたことのある超有名書籍で、トトロみたいなもんです。

実は僕はこの本を読んだことが本当にほぼ全くないので、先に話した内容に関連してこんな企画を考えてみました。

パタン・ランゲージ”建築部門” 100個予想してみた!

授業で出てくる、wiki等で、(泳げる水辺)(座れる階段)(バルコニー)あたりは知ってるのですが完全に手探りで”自分だけの”パタンランゲージをつくってのち、本家と答え合わせしていこうということを考えています、

パタン・ランゲージとは

都市計画,建築家のアレグザンダー(言いづらい)が(良い)まちや建築を作るための理論として1970年台に提唱した建築計画の理論。

パタン:類型
ランゲージ:言語

すなわち言葉が並んで文章がつくられるように、パターンと呼ばれる”座れる階段” ”街路を見下ろすバルコニー”といった空間の型を並べることでパズルのように(あってる?)都市計画や建築計画してゆくという方法について書いているわけです。

全部で100個だと思っていたのですがぜんぜん100個じゃなくて、なんの勘違い?って感じなんですが、Wikipediaによれば

アレグザンダーは、(中略 )人々が「心地よい」と感じる環境(都市、建築物)を分析して253のパターンを挙げた。パターンが集まり、それらの関連の中で環境が形づくられる。1-94は町・コミュニティに関するパターン、95-204は建物に関するパターン、205-253は構造・施工・インテリアに関するパターンである。

町・コミュニティ、 建物、 構造・施工・インテリアの三つに分かれてるみたいです。

注目すべきは二つ目の建築が95-204でちょうど100個というところです。

ちょうど僕の研究室も建築意匠設計という、この三つで言えば”建物”に属するであろう分野なので今回は95~204を予想し、

後日「パタン・ランゲージ」¥9,800〜(多分定価)(全く下がらない)
を購入して答え合わせしていきたいと思います。(おもしろそう)

きょうはもう疲れたので記事ここまででいいですか。

はい、では100個予想し終わったらまたこのアカウントで書こうと思います。建築学生として、全部当てられたらいいな。
(つづく)

次回予告!!

大先輩 Saya HIGUCHI にバトンを渡したいと思います
(https://sartanarc.official.ec/)

テーマは ”前半と後半でぜんぜんちがう話する” でお願いします。


筆者 いわさきしんじ
(1998- )神奈川出身。2020年 京都大学建築学科卒業
https://twitter.com/shinji_ivva6


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