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アナログ派がTechnologyを考えた

大先輩サヤクルトからバトンが渡る。TOEFLを必死で勉強しているような人間にひけらかす英語力なんてあるはずはない。
今回はきたがきが担当することなった。初めまして。

Improving Technology is Good??

さて、今回サヤクルト先輩から提示されたテーマは「Technology」である。

ちょうど今日Writingの勉強をしているときに、こんな問題があった。

Do you agree or disagree with the following statement?
Improving technology is always a good thing.
Use specific reasons and examples to support your answer.

聞かれていることは簡単ではあるが、英語で説明しようと思うとなかなか骨が折れる。
私の立場は agree である。

想定した理由は以下の3つ。
1. Improving technology makes our life more convenient.
2. New technology may give us new visions.
3. The great technology change not only individual life but also the whole of society.

1つ目の理由は、zoomとかで世界中の人といつでも会議できるようになったよねという話。2つ目はVR・ARの話をして、面白いゲームもできそうという話をした。
ここで特に説明しておきたいのは、3つ目の理由についてだ。
私がここで説明したかったのは、テクノロジーが発展すればるほど、世界で消費されるエネルギー(石炭やガス、電気など)はどんどん減っていくこととなり、社会問題として注目されている地球温暖化や森林破壊といった問題を軽減することができるのではないか、という考えである。

どこかのネットニュースで、1970年代のオイルショック以降化石燃料が枯渇することの懸念が広がったが、何年経っても可採年数は変わらないではないかという記事を読んだ。これは単純な話で、時が立つに連れて採掘技術が伸びていたり、これまで化石燃料として注目されていなかった資源までエネルギーとして活用する技術が発展したからである。

参考:記事『化石燃料、枯渇しないの? 採掘技術の進歩で「延命」』https://style.nikkei.com/article/DGXZZO55223170U0A200C2000000/

私はこんなことを考えながら回答を書いたわけだが、ここで模範解答を見てみようと思う。

解答例の立場はdisagreeである。

想定理由は以下の三つ。
1. Humans have caused a lot of damage to the planet because of improving technology.
2. Improving technology is not good for human relationships.
3. Many technological improvements can seem exciting, but sometimes they result in lower quality products.

多様な表現が用いられており、良い文章である。

私の想定理由と見比べてみると、同じ観点であるはずなのに全く逆のことを言っていることがわかる。
これには正直驚いた。
Technologyの発展によって、環境破壊が進行するのではないかという指摘である。解答の作者はなんて、悲観的なのかと哀れにすら感じた。

技術を発展させようとするのは人の性で、技術はおそらく勝手に発展するし、そのこと自体に良し悪しを決めることは難しいということがよくわかった。私はこの一連の議論の中で「Technology」を中心とした議論には特に慎重にあらねばと感じたのだ。

Technologyの発展を考えるというのは、technologyでない状態?を考えることに等しいのである。

例えば、DeepLについて考える。
DeepLがあれば、伝わればいいというだけの英語なのであれば十分に事足りるであろう。
しかし、その自動翻訳のTechnologyによって多くのことが損なわれていることも確かである。
その文章のニュアンスや発話者の個性、笑いのリズム、その他もろもろ考えればいくらでも出せるであろう。
自動翻訳のTechnologyが発展すればするほど、海外の人とのコミュニケーションは活発になるが、それとは逆にコミュニケーションが空虚になるということである。
おわかりいただけただろうか…

参考:ジャルジャル 「逆ー!!」
https://www.youtube.com/watch?v=PJboiuRpQhc

これは建築設計の世界でも同じようなことが言えるだろう。

以上、かなり遠回りをしてテーマの「Technology」について話してきた。Technologyはほっておけば勝手に発展すると思うのだが、そのことでどのような利益agreeがあって、それと全く同じ論点で不利益disagreeも存在すると気づいた、という話だ。

この議論は、自分がかなりアナログな人間であるが故の言い訳かもしれないし、無用に真面目な話をしてしまったことは少し後悔している。

次回予告

次回は可愛い絵で有名なカラシナことユイタナカさんに筆を譲ろうと思います。

最近よくわからないメンバーの旅行に参加したりと楽しそうなことをしていて羨ましいです。

テーマは、年の瀬が近づいているということで、、、

『今年楽しかったこと、今年やり残したこと』

でお願いしたいと思います!!

よろしくお願いしますぅぅぅ!!!!!!

追記

文章の中で、スペルミスを何個か忍ばせておいたので、英語力に自身がある人は探してみてね!
見つけた人はこっそりきたがきに報告してみよう!
何かいいことがあるかも!!


筆者 北垣直輝
(1998- )滋賀県出身。2020年 京都大学建築学科卒業
https://twitter.com/___theNorth_k

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