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勿体無いと思うエンジニア

僕はエンジニアを自分でもやりながらマネジメントをしたり会社を経営したりしているので、関わっているエンジニアの人数は凄く多いです。
色々なタイプの方がいるのですが、その中で「勿体無いな!」といつも思っているタイプの方について話していきます。

勿体無いと思うエンジニア

結論から先にいうと「完璧主義な人」と「真面目過ぎる人」です。
この二つは似ているのですがこのようなタイプの人で仕事ができる人は多いのですが、問題点がソフトフェア開発という仕事は「完璧主義な人」や「真面目過ぎる人」が病みやすい仕事であるということです。

ソフトフェアというのは建築だったり、農業、製造業などの他の業種に比べてコピーが圧倒的に簡単です。
例えばお米を作っている農家は去年作ったお米を今年も頑張って作ると思いますが、ソフトウェア開発をやっていて去年作ったものを今年も作ることはまずありません。
つまりソフトフェア開発でコピーを作るという仕事はほとんどないのです。

ITエンジニアのほとんどの仕事は「1回目の挑戦」である可能性が高く、そのため不確定要素が多く詰まった仕事になってきます。
プロジェクトマネジメントの勉強をするとリスク管理だったり、セキュリティ強化だったりスケジューリングの技術が学べるのですが、不確定要素が多いことを大前提としていることがわかります。
完璧なものが出来上がらないということは前提としています。

「完璧主義な人」や「真面目過ぎる人」は僕の経験上ですが、プログラミングや成果物のクオリティ面では非常に優秀なのですが、これらの部分で悩んでいる人が多い気がします。

完成前に病んでしまうと最終的な成果が出にくく勿体無いし、完成後に病んでしまってもライフスタイルの面で勿体無いです。

解決策

僕は「気にしなくて大丈夫ですよー」と声をかけるようにしているのですが、自分自身が真逆な性格の人間なので解決方法はまだ見えていません。
ですが、部分的にでも世の中でその雰囲気を作ってくことは大事かなと思います。

海外のIT製品とかを触ってみるとわかるのですが、リリースしたてのサービスはバグも多く、不十分な機能に加えて不十分なドキュメントな場合も当たり前にあります。
オープンソースになっている場合、コードを見たりするのですが結構グチャグチャだったりします。
それと引き換えに先進的な技術を使っていたり、チャレンジングなサービスになっていたりします。
それもあり、有料のサービスとして売り上げを上げて信じられないくらいの時価総額がついていることもあります。

一方日本の場合は不完全な物に対して厳し過ぎるなと思います。
もう少し不完全を許容し、チャレンジングに寄せても良いんじゃないかと思っています。

とはいえ、これは国民性でもあるので一企業が変わったところで変わらないし、企業が変わってもエンドユーザの感覚がすぐに変わるわけではないので徐々に僕らみたいな若い企業が作っていかなければいけないと思います。

まとめ

やっぱり世の中の雰囲気を変えるのには時間がかかるので僕的にはポジティブマインドでどうにか乗り切れないかなーと思っているのですが、なかなか難しいですね!
もっと良い案があれば教えてください。

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