【振り返りなど】Vtuber活動一年を迎えて【桂木はっぱ、】
こんはっぱ🍃
桂木はっぱ、です。
まずはこのノートを開いていただきありがとうございます。
この度は桂木はっぱ、のチャンネルが無事一周年を迎えることが出来ました!ありがとうございます!
このノートが投稿されるのがいつかはわかりませんが、1/20(土)は21時から振り返りライブ配信を行うのでよければ遊びに来てください!
一周年に至るまでの活動の振り返りだったり、はっぱちゃんのお気持ちだったりを書いていきます。
発芽
今でこそ将棋配信を中心にそういったコミュニティや立場でV活動を行っているわたしですが、元々は10年ほど別のコミュニティに属していました。というよりも、今でもそちらにしかほぼ居ません。
Vtuber用のXアカウント(桂木はっぱ、🍃(@KatsuragiHappa)さん / X (twitter.com))こそありますが、そちらのタイムラインはほぼ追っておらず、ほぼ元々持っていたXのアカウントからそのタイムラインを見ています。
あえてそちらの本垢?裏垢?ともいえるアカウントをここに載せはしませんが、隠しているわけでもなく簡単に見つかると思うので興味ある人はフォローご自由にどうぞ🌿
さて、その元々属していたXもといTwitterコミュニティにて、Vtuberモデルの作成を始めた方が居ました。
わたしとは別にめちゃくちゃ仲良しという関係でもなければ、全く関わりがないともいえないぐらいの関係です。その距離間自体は今もそう大きく変わってはないと思っていますが、今にとっては大事な私のママです。
何やらママはフォロワーにVモデルを配布し、フォロワーをVtuberにするという謎の悦に目覚めていたようなので、わたしが冗談半分で「ε(c`ω´)私のモデルも作ってよ!」と言ったら本当に作ってくれました。
雑なきっかけではありましたが、今この場を借りてモデル作成を、桂木はっぱ、ちゃんというキャラクターを生み出してくれたことに感謝致します。ありがとう。
自分はどんなにくだらないこと、その後リターンが少なそうと思っても、やるとなったら本気でやる性質なんじゃないかと自負しています。
なので、せっかくモデルを作成していただいたからには配信をしようと思いました。その時点ではママからモデルを作ってはもらっても配信までしている人は多分居なかったと思うので自分が先駆けになっちゃいますかとそんな意気込みで。それが自分のVtuberとしての始まりとなりました。
後に知ったことですが、本気でVtuberで売れたい!という気持ちがあるのならば、まず始めに準備期間として自分がどういうVtuberなのかXなどで宣伝してからライブ配信デビューするというのが一般的な流れみたいです。
なのでこんな雑な気持ちでVデビューしちゃホントはダメだゾ。
挫折と転換
はじめこそは元々繋がりがあった内輪向けだったり、自分がやりたいゲームなどを適当に配信していただけでした。(今でもそう)
ただわたしは元々ファイアーエムブレムというゲームシリーズが好きで、ちょうどその新作が控えているという状態でした。
せっかくなのでこれをチャンスにしちゃおうと、新作についての考察動画だったりをそれなりの数アップロードしたら、それなりのチャンネル登録者が増えました。
「これはファイアーエムブレム系Vtuber,Youtuberとしてやってけんじゃね?」と勘違いした僕でした。ちなみに今でもまだ多少勘違いしています。
現実問題、発売日当日こそはライブ配信で同接最大100人超えるなどビッグウェーブでノリノリだったのですが、その時が全盛期でした。
その後は下り坂でした。元々、なにか一つのジャンルに絞ったチャンネルというわけでもなかったですし、面白い話ができるトーク力だとか、聞き心地のいい声だとかを持っているわけでもなかったので当然の帰着ともいえます。
もちろん、ファイアーエムブレムがきっかけで自分を知ってくれて、今でも定期的に遊びに来てくれる方も少なからず居ます。はっぱちゃんを好きになってくれて本当にありがとう。
とはいえ、概ねV活動を始めたときと同じような状態に戻ってしまいました。
そんな時、ふと将棋配信をやってみました。元々将棋は好きで配信ではやらずともほぼ毎日将棋に触れている人生を送っていました。
ただ、理由は後述しますが、将棋を配信でやるつもりは当初はあまりありませんでした。
しかし、いざやってみるとぼちぼちとですが新しい人がコメントしてくれます。新たなチャンネル登録者が増え始めます。
Youtuberというのは数字に弱いです。わたしは「誰か一人でも見てくれているなら、その配信をがんばる」とたまに言っています。その言葉に偽りはありません。ただ、10人が見ているものと1人しか見ていないものではやはりモチベーションに違いが現れてしまいます。そういうわけで自分のチャンネルは徐々にですが将棋に支配され始めます・・・。
変化と繋り
ある時、一通のDMが届きます。
要約すると
・みつぼし杯というネットで行う将棋の大会がある
・チーム戦なので自分とチームを組んでくれないか
ということを美野辺 沙羅さんという将棋Vtuberの方に誘われました。
自分は誘われれば基本的には断らない性質なんじゃないかと自負しています。
そんなわけでそこまで交流があったわけではなかったのですが快諾し、みつぼし杯への参加が決定しました。
ちなみにもう一人のチームメイトは翠藍さんという方。
お二方、ありがとうございました。
この大会以後、あまり関わりがなくなってしまったのですが、また何かのときに集まりたいですね。
さて、大会でのチームの結果自体は特に語るほどのものではなかったのですが、自分にとっては一つの大きなきっかけになります。
そう・・・
将棋Vtuber界の王、将棋Vtuber界のGACKT、ポメヒに見つかってしまいます。
みつぼし杯の大会主催者だったポメヒことぽにゃんもは、おそらくですがみつぼし杯に参加している桂木はっぱ、に目をつけ、将棋仲間が集まるぽめ研という集まりに誘ってくれました。
これが自分のVtuber、もっと大げさに言えば私という人間一人にとっての大きな転機になったことは間違いないです。
ぽめ研では定期的に人が集まります。
時間も決まっていなければ何をするかも決まっていません。
将棋について話すこともあれば、ただだべっているときもあれば、ここでは書けないようなことを話していることもあります。
自分はその時間がたまらなく楽しく、好きです。
と、同時に様々なことに気付かされました。これも後で詳しく書きます。
自分は好き勝手に喋るので他人を不快にさせたりすることもあると思います。
それは自分の良くない部分であり、直さなければならないと感じています。
それでも私そのものの出力に可能な限り付き合っていただければ幸いです。
自分に素晴らしい場所や機会を与えてくれたポメヒさんに感謝を、ありがとう。
目的と葛藤
そんな感じで新たな繋がりができ、今に繋がります。
ふとVtuberをやっているとこういったことを考えます。
「自分は何のためにVtuberをやっているのか?」
始めに書いた通り自分はなんとなしにVtuberになってしまったので、始めた際に特に目標もなかったです。
例えば大勢からちやほやされたり、好きなものを多くの人に発信したり、お金を稼いだり、そういったことができたら一般的に嬉しいんだと思います。
しかし私はそれをとんかつにキャベツがついてたらラッキーぐらいの嬉しさだとも思ってしまいます。
後付でもいいので主食となりうる目的はなにかと考えた結果、3つが思い浮かびました。
1つ目は誰かの成功。
誰かというのはママがモデルを作ってVデビューした私以外の人。兄弟?的な方が何人か居るのですが、その中で誰か一人でも成功したらその人も、自分も、ママも嬉しいと思います。
現状は定期的に配信している方が他にもう一人居まして、少なくとも自分よりは成功してる感じなので嬉しいと感じています。
もっともその方とは今では少しすれ違い気味でして、これは自分からそうしているところもあるのですが、別に疎遠になりたいとか嫌いになったとかいうわけではないので、また何かあったら一緒に遊んでくれると嬉しいです。
2つ目は変化。
Vtuber活動を通して今までの自分の人生に変化をつけられたらいいなと感じていました。
自分ももういい歳になるのですが、はっきりいって人様に見せられるような褒められた人生ではないかと思います。
自分の人生自体はとても幸せで不満はありません。
ただ、日々に変化がなく、怠惰で、停滞していて、ただなんとなしに生きているという実感がありました。
なので配信で将棋を積極的に行うつもりはそんなになかったです。
将棋はV活動前からだらだらとやってきていて、それをVになってからもやるのは何も変わりがないと思っていたので。
ただ一概にもそうとはいえなかったのが3つ目の目的です。
3つ目は繋り。
先程述べた通り自分はぽめ研に誘われてから様々な人と交流する機会が増えました。
自分にとってはそれが生きていたけど死んでいたような自分を蘇らせてくれるような大きな繋がりでした。
大げさかと思われるかもしれないですが、ここ10年、なんならもっと長い間、例えば誰かと素のままに気軽にばかげた話をするだとか、そういった関係の人間がほぼ居なかったと思います。
孤独でいるのが当たり前になりすぎていて、「自分が寂しいと感じていることにも気づいていない」、そんな寂しさを抱えているんだと気付かされました。
幸せなことに私はこれらの目的を実は概ね達成してしまいました。
「他人の成功を喜ぶ」「停滞から脱却する」「誰かと繋りを持つ」
これらは素晴らしいことです。Vtuber活動して一番得た大切なことですし、これからも大切にしようと思っています。
ただ、いいことばかりではないです。よくないことも残念ながらあります。
「変化」というのは存外難しいものです。
自分は「停滞」していたのですが、何故かといえばその状態で安定していたからだと思うんです。つまり、ある程度幸せだったから。
変化するためにはその幸せを自ら崩さないといけないのです。
停滞の年月が長ければ長いほど、その幸せのトランプタワーは高く積み重なっていき、崩すのが怖くなります。
年齢だったり環境だったりを言い訳にしながら、今の自分を大切にし続けることも一概に悪いことではないと思います。
でも、変化をしたいのならそれは諦める必要はないです。
「よろしいですか、よろしいですか? たとえ、たとえですね、明日死ぬとしても、やり直しちゃいけないって誰が決めたんですか?」
往年の名ドラマ、古畑任三郎のセリフです。
自分は別にこのドラマシリーズを好きというわけでもなければ、上記のセリフが出てくる回を見たことすらもないのですが、このセリフは大好きです。
たとえ30手前でこんなノートを書いているおっさんだろうとも、もう不惑が近い同性愛者だろうと、明日くたばりそうなジジイババアであろうとも、「変化」をしたいならそれがいつであっても遅すぎることというのはないんだと思います。
ありふれた言葉ですが一度しかない人生、自分の好きなように生きてみていいと思います。
「繋り」というのもただ誰彼構わずというのを許してくれません。
残念ながら、もといやはりとも言いましょうか、人にはそれぞれ合う人合わない人が居ます。
もっとも、そういう関係はネット上では比較的かんたんに回避できるので少なくとも自分は大きな困りごとは起きていません。
わたしは別の理由で苦慮しています。
自分は長年「孤独」を生きてきたと述べましたが、すなわちそれは周りに目を向ける機会が少なかったということです。
何度も言いますが私は素晴らしい繋りをたくさん持つことが出来ました。色々な素晴らしい人間に出会いました。
自分より将棋が強い人、話していて楽しい人、聞いていて心地の良い声を持つ人・・・。
そういった人と触れ合って初めて気づきます。
「自分には何があるのか?」
ほぼ全ての誰彼もが行ったことのある問いに対して、私は今更ながら脳の鉛筆を走らせることになりました。
自分の価値は?自分のアイデンティティは?
「目的」はもう私の手の中に収まりつつ、「変化」は私の足場を削ぎ落とし、「繋り」は私の存在を希薄にする。
そして「自己」が破滅の問いを私に投げかける。
1/20を1周年記念配信ではなくVtuber引退配信にしようかなと考えたこともありました。
今でも自分の価値について明確な答えは見つかっていません。
これから少しずつ探していければなという心持ちです。
引退する気は今のところはないですが、今後ぜったい無いとも言い切れないです。
もしその時が訪れたのなら、はっぱちゃんにはこういった葛藤があったんだな思い出して、そして自分の決断を尊重してくださると嬉しいかもしれないです。
わからないです、本当は止めてほしいかもしれません。
今後
まずはここまで読んでいただきありがとうございました。
今後の目標としてはチャンネル登録者数が500人を超えるとYoutube収益化ができるようになるらしいのでひとまずはそれを目指しています。執筆時点で残り80人ぐらい。
お金がほしいというよりかは、スタンプが使えるようになるらしいので、それでわいわい楽しめればいいかなと。
それ以後の目的は特に決まっていません。また少しずつ小さな目標を見つけていこうと思います。
これからもはっぱちゃんの変化や新たな繋りを応援していただければと思います。
少しでも皆さんの生活にほんの少しでも彩りを加えられる力になれたら幸いです。
ではおつっぱでした🍃