単身花日終わっちゃった

終わっちゃったな、単身花日。
田中樹が、連ドラに出る。それも3番手で。樹がいっぱい出るんだってことで、期待して観たドラマでした。

マンガ原作ってことで、原作読みたいなぁなんて思ったけど、サスペンス要素もあるという触れ込みだったので、読まずにドラマを観ました。

最初のうちは、樹の登場シーンは、思ったより少ないなってことと、キザなセリフと仕草で、これ樹出てなかったら絶対観ないなってことを感じてました。重岡くんはじめ俳優さんの演技は好きだけど、脚本が、どうなってんの?な感じもすごいしたし。
意図的に、なんでしょうけど、毎度毎度のミスリード。ドラマって、誰が出るかで見始めるんだけど、見続けるかどうかは脚本にかかってる気がする。でも見続けました、私は。だって田中樹が出てるから。ドラマ終盤になるにつれて、樹が重要な役になると本人が言っていたし、撮影頑張っていると本人が言っていたし。

こんなこと言ってますが、毎週楽しみにしてたし、TVerで何回も繰り返し見直してました。
最終話まで観て、結構私楽しんでたなぁって、改めて思いました。
重岡くんの演技観るのはたぶん「ごめんね青春!」以来かな。大人になったなぁなんて思いながら観てましたね。

最終話の展開は、やっぱりそうかぁって感じでしたが、新木優子さんと樹の涙につられて、私も泣いてました。あの兄妹の人生の理不尽さ、どうにもできなかった二人が、ギリギリのところでお互いを守っていた生き方、辛かった。新木優子さん演じる花の幼さは、ずっと感じていたけど、樹演じる片山の幼さも、あの最終話の樹の泣いている演技ですごく感じた。だって、考えてみたら片山も子どもの頃、父親は何人も愛人作っていて、その挙句愛人に殺されているんだもの。あの兄妹が背負ってきたもの、すごく大変で、重くて、そしてどうにもできなくて。どうすれば良かったのか?
誰にも助けられないことって、時々ある。埋めずにすぐに警察に行っていれば、少しは結果が違ったのかな?

新木優子さん、魅力的な人だな。情熱大陸も見ちゃった。


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