空中崩壊した日記

よしよし、久々に日記を書くか。前回は6/21に書いたから、2週間ちょいになる。

2週間ぶりに書く記録。これを日記と称しても良いんだろうか。でも、違法性は存在しないしな。よし、合法日記だ。

あと、

よし、日記を書いていこう。

社会人って短いね。

社会人として、一人で歩き回りだすと、いやでもその時間の短さに気付かされる。学生だった私は、1日を24時間を思うがままに掌握し、自在に使っていたのだが、社会人へと身を変えると、その24時間は8時間へと短縮される。

もっと言うと、顧客先に出向かなければならないので移動時間が生じる。そのため、実際に業務が出来ている時間は更に収斂し、4時間もあればよく働いたと言える方になる。そうして、私は4時間の記憶を以て、1日を終える。 

という訳で、学生の1日であった24時間は、社会人の私になると4時間へと減少する。

おい!! 6分の1だぞ! プロセスチーズと一緒じゃないか! 私の1日ってのはさあ!!!!

時間というものは簡単に*-溶けゆく。スケジュールの立て方も変わった。学生のころは”やるべきこと”で立てていたが、社会人になってからは、1週間で何ができるかを見ながら管理する。時間を大枠に消費するスケジュールの立て方をするようになった。

さて、こうして私の中で時間といえば、1週間のことを指すようになる。もし肩書を得て1か月2か月の案件を持つようになれば、私の時間感覚はもっともっと引き延ばされ、1月、2月が基本になるだろう。

社会人の時間はどんどん圧縮される。40年あったはずのサラリーマン人生は体感20年、15年へと短くなるのかもしれない。

なあ、私よ。入社当初に心底恐れていた「40年同じことを続けていく空虚」は、「15年同じことを続けていく空虚」になるんじゃないか・・・? これは喜ばしいことなのかもしれない。


生活に敗北するな!

わたしもうやめた 世界征服辞めた
今日のごはん 考えるのでせいいっぱい
もうやめた 二重生活やめた
今日からは そうじ 選択 目一杯
相対性理論『バーモンド・キッス』

学生のころは自由でもあったな。好きなタイミング(通学中だったり)にお酒も飲んだりしたし、好きなタイミング(講義中だったり)で昼寝かますことがあったりしたけど、今はそんなこともなくなったな。

これは「お金貰ってるしな。それくらいは自制しとかなきゃな」という、中途半端な倫理観によって、私の行動は社会人らしくあれと規定されていく。

しかしてそれは、「明日は仕事だしなあ」といって飲酒を避けたり、友人の誘いを断ったりするのは、生活に負けているなって感じがするんだよね。

仕事や部活関係、自室整理などでタスクが埋まっていく一方、私が掌握できる時間はどんどん縮まっていく。だんだんと自由を手放していき、私の行動の全ては、家事や仕事などの「生活」の4時間へと詰められている。生活のために酒や遊びを断るのは、自分に制限を掛けているみたいでいやなんだよな。

まあ、これは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


(手記はここで終わっている……)

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