2020年11月25日・26日の日記

適度にいきまっせ

11月25日の日記

・憂国忌だ！　三島由紀夫没後50年目の今日、僕は何をした？

・水曜日だったから12時までに家を出てゼミに行く。それからは三島の小説を読んで、18時に練習開始。帰宅。就寝。ゼミでは、教授は三島事件の中継を見ていたといっていた。羨ましい。そのときは何を言っているのか全然聞こえなかったと教授は言っていた。全然聞こえなかったんだな、そのことに少し残念だったな。自分にとって三島はつね、見られることに意識して格好を取っていた人間であり、見られることへの意識の高さに、まるでキャラクターなんじゃないかと思う事があるからだ。

・僕は三島はキャラクター性を見出し、キャラクターであるように望んでいる節がある。それは、彼からは人間らしさを感じないからだ。「仮面の告白」から三島は自分を偽ることに自分の全てを注いでいるように見える。「禁色」や「金閣寺」など三島の小説の主題には認識の問題があった。いつでも自分は阻害されているんじゃないかという不安と、その不安を消すための絶対的な恍惚を欲していた。

・自分の居る現実にリアリティを感じることが出来なかった三島が、リアリティを求めたために、現実にも通用する”認識”をもとめた。次第に認識ではかけたリアリティを埋められないと気づくと、現実と自分を結びつける”肉体”をもとめた。あの世界からあの糞尿汲み取り人を見てからはずっとずっと「あの汲み取り人のように世界に”ただ”存在したい」と望んでいたのかもしれない。

・三島への妄想はここらでやめとくか。くう、もっと三島由紀夫流行れ。

・さて、今日が侑子機という事で今まで読んでなった「獣の戯れ」を読む。全部は読んでない。ただ、練習終わったときに部室に置きっぱなしにしてしまった。憂国忌に三島の小説をよむことができなくなっちゃったよ。あ～あ。
　然し……然し君。忘れ物は罪悪ですよ。解っていますか。

・今日は友人と久しぶりに話した。旅行のレポを聞くのは楽しい。自分には体験しえないような話だからだ。他人の初めての感想は、なんか共感しながら聞いて自分も新鮮な体験をしたような気持になる。まるで自分が普段触らない体の部分に触った時のようなざわつきが、心に起きる。そういうことで他人の感動を聞くのはとても楽しい。みんな、楽しかったことを僕に教えてくださ～～～い
　オタクの長い感想分を読んでいるときの楽しさも一緒、オタクの暴走する巨大感情を、僕は読んで追体験する。この気持ちが楽しい。近未来で記憶媒体を売り出せるようなったら、まっさきオタクが沼にハマった時の感情を買いに行くと思う。

・でも増田を見た時の”お気持ち表明”は感情移入せずに、「そんな人間もいるんだ。ふーん」くらいにしか思ってなくて、この人はどういった論理でものを考えているんだろうくらいにしか考えてない。僕は人間の感性に興味はあっても、論理や考え方にはあまり興味はないのかもしれない。

・1時に寝た

11月26日の日記

・部内部外への案件が爆発的に増えだした。一週間前の案件を終わらせて仕事達成した気持ちになる。

・滞納しまくった仕事を終わらせて達成感を得る。これ、とても危ない行為だと思う。簡単な仕事でも時間を伸ばすと、プレッシャーは雪だるまみたいにどんどん大きくなる。そして、簡単に対処できるはずなのに、自分の不安でいっぱいいっぱいになったところで、ヤケになってエイヤと仕事を終わらせる。大きな達成感のわりに簡単な仕事しか終わっていない。生産性はマイナスなだけだから、簡単な仕事くらいは着た瞬間に終わらせるべき。そうだろう、メェーン？

・これに半年前から気付いているのになかなか治らない。人間は変わらないね。私事なのに主語を人間にしておっきくしちゃった。主語デカ警察がきちゃうな

・完遂した仕事についてはもう悩まなくてもいい。仕事に悩みたくなかったらなかったら完遂すればいいのか。精神衛生上いろんな意味で仕事は早くやんないとな。なんか健康でいるためには動き続けられるほどの健康が重要だって感じだね。そんなツイート前にみたな。

・えっと今日は8時に起きて卒論を進めた。

・一万字かけたよ。ふふ、いいね。しかし、初めて書く論文には不安しかないから誰か日本語や論旨の不備を指摘してくれるような査読者が欲しいな。あと1万字残っているけど。

・三島由紀夫の本かっちった。三島～～～

・雨森小夜さん動画見た。

・音声がダブって聞こえるトラブル会なんだけど、いつもの配信も同じくらいトガっているから、いつもの小夜ちゃんとあんまり変わんないんだよな

・時間が追いついてくるような行ってしまうような感覚。小夜ちゃんの声は負どっちも本物な以上、どっちも偽物だと考えることも出来る。声の真偽ってどっち？　よくわからないけど、なんか芸術性的な凄いことが起きてる！　って感じまるでノーランみたいだなって思った

・12:00くらいからエコーで遊びだすんだけど、まるで万華鏡みたいにどこまでも落ちていきそうになる感覚があった。

・小夜ちゃん流行らないかな。コンビニ人間とかハーモニーの話をしっかりできる文学的少女。

2千時行ったから寝る。

終わり～～～～～～～～～