英文読解149日目


毎日順番に学習していきましょう。
主に、米国株式関連の英文解釈をしていきます。
今回は、企業説明の英文をfinvizというサイトから取得しています。

The Wine segment, through subsidiary Ste. Michelle Wine Estates Ltd, produces Washington State wines, primarily Chateau Ste. Michelle and 14 Hands, and owns wineries in or distributes wines from several other wine regions.

今日はこちらの英文解釈です。
語源もやるので、日を分けてやります。

The Wine segment, through subsidiary Ste. Michelle Wine Estates Ltd,              produces Washington State wines, primarily Chateau Ste. Michelle and 14 Hands
「ワイン部門が、子会社の Ste. Michelle Wine Estates Ltdを通して、 生産しているのは、ワシントン州ワイン(主に、Chateau Ste. Michelle と14 Hands)」

, and owns wineries in

or distributes wines from several other wine regions.

「それと、ワイナリーを所有しているか、ワインを流通させている、そのほかのいくつかのワイン産地」

今日はproduceを見ていきます。

produce「生産する」

非常に広い意味を持つ印欧語根で、基本的には「前に」「…を経て」を表す前置詞の意味を持つperと導くことや引くことを表す印欧語根deuk-が語源です。

今日は、印欧語根deuk-の派生語を見ていきます。

派生語を見る前に、これらの単語の基本イメージが導くことや引くことを表す印欧語根deuk-だという点を抑えておきましょう。
(以前やった語源ですが、一部加筆修正しています。)

「導くこと」が基本イメージなら、「指導」「指揮者」「教育する」「指揮官」「教育者」という単語に派生したのは納得です。

「引くこと」が基本イメージなら、「引用する」「水道」「誘惑する」という単語に派生したのは納得です。

「引く」ということは、余計なものもついてくるというイメージもあるのでしょうか。「副産物」という単語が派生語にあります。

「導く」ためには、もとになる何かがあった方がやりやすいでしょう。破壊されたものをもとに戻すということなら、導きやすいと思います。「再生」という単語に派生したのはそのような経緯からではないでしょうか。

基本イメージが、「導くこと」や「引くこと」ということから、集団をまとめていくために必要な単語が多いですね。

さらに、集団をまとめることで「生産的に」なっていくということで、派生語にもあります。

いつの時代も、必ず集団を引っ張っていく存在がいて、そうして発展してきたのだと感じさせてくれる語源と派生語でした。

ただ、その引っ張っていく人を貶める行為が散見されます。
生産的でないのに、こういう人が消えないというのが、 人間という生き物の不思議なところでもあります…..
そういうところから、「減少」「縮小」という単語にまで派生しているのかもしれません。

本日はここまでです。
次回もよろしくお願い。

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