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豊妖の里の調べ
里山シリーズの新作です。心身をリフレッシュするために、あるいは制作的インスピレーションを鍛えるためにも、里山の散策は欠かせない日課となったのです。豊かな実を宿してといった豊穣なイメージは薄れつつあり、今では妖かし半分、豊穣半分、妖かしくもあり豊かでもあり、どっちにつくことも出来かねるといった様相であります。
本来、豊穣と云えば、豊かで全てが上手くいった事柄を指差すのではあります。でもでもしかしながら、そうは問屋が卸しないのが現実ではありまして、未だに我々現代人は憂鬱の種になっているところです。まさに、豊穣の里と冠を冠して記しているのではありまして、ある種のまとまりも描きたいとは思うのです。この豊穣の里は、音楽が鳴り続き、いのちのシンフォニーが鳴り響くといった、稀有な場所なのである。そういうことを表現することを目的とした。音楽が鳴り響き、悪しき都会の喧騒が鎮まれるならば、それに越したことはないのです。
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