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コミュ障は人から嫌われに行くべし

コミュ障の人は他人から積極的に嫌われに行くべきです。


なんちゅう無茶苦茶なことを言っているのかと思われるかもしれません。


しかし、コミュ障の人がコミュニュケーションや対人関係をする時に「嫌われないように」と考えてとっている行動が


逆に嫌われ、除け者にされている、そしてそう感じることに繋がっていると気づくべきです。

つまり、コミュ障の人は普段やっていることと真逆な行動を取れば良いと言うことになるので「嫌われに行くべし」という結論になります。


とはいえ結論だけ言われても理解できないと思いますので、コミュ障の人が対人関係においてとっている行動を分析してみましょう。

コミュ障な人は人間関係に悩みを持っているため、普段の行動や言動をする時「人から嫌われない方法」を常に考えています。


しかし、この「人から嫌われない方法」こそが最も人間関係において問題を引き起こします。

「人から嫌われない方法」が人間関係に問題を引き起こす理由は2つです。
1.目の前の人が見えなくなるから 2.コミュニケーションの本質が見えなくなるから です。

「人から嫌われない方法」をとると、目の前の人間を「一般化」して相手に上手く伝えようとします。

しかし「一般化」とは「多くの人に当てはまる方法」ということなので、もちろん全ての人に当てはまる方法ではありません。


人は人それぞれ違うので、仮に上手くやろうと思っても、目の前の人を観察して判断しないことには上手く言うなんて芸当はできません。

また仮に、1つの出来事で一般化した「人から嫌われなかっ『た』方法」があったとしても、次の人にも絶対に当てはまる「人から嫌われない方法」なんて存在しません。


そんな存在もしない方法を探している時点で無意味なことをしてしまっています。


対人関係のポイントは目の前の人を目の前の「人」としていかに扱うことができるかどうかです。


「人から嫌われない方法」を考えた瞬間に、目の前にいる人は目の前から消え去ってしまいます。

「人から嫌われない方法」をとる人はコミュニケーションの本質を捉え間違います。


コミュニケーションとは「本音を話し合っている状態」のことを言います。


「人から嫌われない方法」とは上手く言おうとしている時点で「本音」とは言えません。


嘘ではないけど本音でもありません。


この時点で一生コミュニケーションなんて取れるはずはありません。


相手ありきの問題ではあると同時に、少なくとも自分が「本音」で語らない限りコミュニケーションができないのは当たり前の話です。

コミュ障がコミュ障を卒業したいなら「人から嫌われない方法」をとることを辞めるのが最短です。


つまりはコミュ障の人の思考からすれば真逆の「人から嫌われる方法」をとるべきです。


コミュ障の人が考える「人から嫌われる(かもしれない)方法」は「人から嫌われない方法」です。

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