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SAKE DIPLOMA (日本酒ソムリエ)ノート 9 代表的な酒造好適米

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代表的な酒造好適米 (五十音順) 
[愛山(あいやま)]愛山11号 
兵庫県 1941(昭和16)年 灘の老舗の蔵元(剣菱?)で契約栽培 
加東市 

母 愛船117×父 山雄

デリケートで造りが難しい、ゆったりと奥深く、繊細、優しい味わい。 

[秋田酒こまち]中生 
1992(平成4)年交配 
2000(平成12)年育成 
2003(平成3)年秋田県栽培奨励品種 
秋田県の気象条件に適応するように 
味ー山田錦なみ 育てやすさー美山錦なみを目指してつくられた

母 秋系酒251(五百万石×ヨネシロ)×父 秋系酒306(秋田酒40号×華吹雪)

美山錦より短め、倒れにくい、収量は同じ。 
大粒、タンパク質少、雑味が少なく、上品な旨味と軽快な後味。た 

[祝(いわい)]京都府 
1933(昭和8)年 [野条穂]から純系分離 収量が低いため、戦後つくられなくなる 
1955(昭和30)年 復活 栽培面積400ヘクタール 丈が高く倒れやすい 
1974(昭和49)年 姿を消す 
1988(昭和63)年 伏見酒造組合による働きかけ、栽培法を改良 
1990(平成2)年栽培再開 
1992(平成4)年酒の製品化 
精米しやすく、低タンパク質、吟醸酒向き 淡麗で独特の芳香 

[雄町(おまち)]晩生 
1859(安政6)年 岡山県中区雄町 岸本甚造が見つける 
    ↓選抜(純系分離) 
1866(慶応2)年選出 [二本草]と命名、当初は飯米 
1917(大正6)年岡山県で9000ヘクタール 
1970年代 3ヘクタール 赤磐市で復活栽培を推進
2014(平成26)年 500ヘクタールに回復 
9月上旬に出穂、10月下旬に成熟 
適度な旨味のある酒、酒質にまろみ、秋あがりする 

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