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SAKE DIPLOMA(日本酒ソムリエ)ノート 38 主要生産地のプロフィール

ご覧くださりありがとうございます。
主要生産地のプロフィール、京都府の記載がない事につい最近気付き、加筆いたしました。

京都府


日本酒生産量 71487kl 
酒蔵の数  44社 

生産量
酒米  907t  国内シェア     1%弱 (全国18位) 
清酒  71487kl  国内シェア     16%   2位


特定名称酒の比率   16%(44位) 
ただし生産量3位

〈主要ブランド〉

祝 444t    五百万石 312t


〈プロフィール〉 
歴史的に長い期間、最大の酒消費地
一万石以上の酒蔵 

「灘の男酒、伏見の女酒」 

〈歴史〉 
平安時代 造酒司(さけのつかさ) 宮中で貴族用の酒造り 延喜式に高度な醸造法
鎌倉時代 酒屋(造って売る)
室町時代 庶民にも行き渡る、後期には松尾大社「日本第一酒造神」と信仰をあつめる 350軒余な造り酒屋 北野神社 「麹座」麹の製造販売権←現存する麹メーカーも
その後 酒造業の中心が洛中から伏見、さらに郊外へ
明治〜現在 伏見の酒蔵、科学的な技術と鉄道による輸送で生産量を伸ばす

〈土壌と地勢〉 
桂川、宇治川、木津川、鴨川計4本→淀川へ
土砂で→京都盆地 
砂質と粘性土
砂礫層 地盤弱い  2種類の地層が多い

地下を流れる距離短い→柔らかな水質


〈気候〉 
北部:日本海性気候 春〜夏 フェーン現象
亀岡:内陸性気候
京都市内:大陸性気候に近いが、気温差がある

降水量   1,491mm 

日照量   1,775時間   

年平均気温   摂氏15.9°c



〈タイプ〉 
酒米移入依存タイプ 
【伏見 口当たり良く柔らかな女酒】
【日本海側 丹後、宮津 濃醇な旨味の酒】




データは2014(平成26)年

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