【オリジナル歌詞】バイバイ、昨日までの自分

秋風が頬を冷たく擦る
遠い遠いあの痛みは 消えない傷になった
囁く声が優しくても
それはそれは思い出にもない出来事

途切れ途切れの 記憶の中に眠る
隙間探して 手が届く場所まで
暗い暗い手探りな毎日
光求めた どこにもないのに

暑いとか寒いとか
ワガママだと知っているから 言い出せなかった
時折優しくされても
独りで生きたいと願って生きていた

気づいて気づいてよ SOS出してるよ
いつしか溶けない氷の中で
夜が明けるたら もしも開けたら
手を掴むよ 見当たらないけど

欲しいものは手に入らず
そっと隠れて泣いていた
朝も昼も夜も目につかない心の奥で

「寂しい」って言えなくて
「辛い」って言えなくて
背中ばかり見ていたあの頃
もういない

気づいてよ
気づいてよ
SOS出してるよ
心が壊れる前に気づいてよ
さよなら
さよならだ
もう......行かなくちゃ

歩いてる 一歩一歩
見つめてる 心の声
探してる 本当の自分
これからが 好きな自分

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?